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東京メトロは2025年7月24日、同社全線においてクレジットカードなどのタッチ決済による後払い乗車サービスを、2026年春から開始すると発表しました。対象となるのは、タッチ決済対応のクレジットカードやデビットカード、プリペイドカード、さらにはそれらが設定されたスマートフォンなどのデバイスです。
これまで東京メトロでは、2025年3月より「東京メトロ24時間券」においてタッチ決済やQRコードを活用した乗車サービスを試験的に提供してきました。今回の新たな取り組みでは、事前の乗車券購入が不要となり、カードやスマートフォンを自動改札機にかざすだけで乗車が可能になります。利用料金は後日決済される仕組みとなり、交通機関の利便性が一段と高まります。
東京メトロでは、すでに多くの乗客が利用している交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)を主軸としながらも、より柔軟な決済手段の導入を進めています。今回のタッチ決済の導入は、日常的に東京メトロを利用する利用者はもちろん、観光や出張などで東京を訪れる国内外の旅行者にとっても、スムーズでストレスの少ない移動体験を提供することが期待されています。
なお、本サービスの正式な開始日や利用方法の詳細については、今後あらためて公表される予定です。
東京メトロは今後も、利用者にとって快適かつ便利な乗車環境の整備を進めるとともに、多様なライフスタイルに対応したサービスの充実を目指すとしています。
詳しくは「東京地下鉄」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部