多くの中小製造業が「IT化を進めたい」と思いながらも、なぜ実行に移せないのか?その背後には社内の役割の不明確さや相談相手の不在が隠れている。果たして、その真相は何なのか?

中小製造業のIT化が停止する真因

Q1: 主要業務にITを入れているか

新たに発表された株式会社ヴィサイプの調査によると、中小製造業において主要業務へのIT導入が成功しているのは、わずか23%。驚くべきことに、IT化を進めたいと考えつつも実際に導入できない企業が実に約80%に達しています。この結果は、社内で誰に相談すればよいのか分からないという「相談相手不在」が大きな問題であることを浮き彫りにしています。

Q1で「はい」と答えた方へ ITをなぜ導入したか 
Q1で「いいえ」と答えた方へ ITをなぜ導入していないか

調査では、ITを導入している企業の57%が社長の強い推進力を導入の原動力として挙げていますが、導入未実施の企業では「社長に関心がない」が21%を占め、続いて「ITを進める人がいない」が20%であり、問題の根本には社内にITに詳しい人材がいないという現状があります。

このような状況において、外部のIT支援がどれほど重要であるかが明確に浮き彫りとなります。中小製造業は、単に専門的なアドバイスを受けるだけでなく、信頼できるパートナーを必要としています。

多くの中小製造業が抱える「誰に相談すればいいのか分からない」という課題を解決するためには、外部のIT担当者を活用することが肝要です。彼らが業務の進行をサポートすることで、企業はIT化を実現し、持続的な競争力を保つことができるのです。

詳しくは「株式会社ヴィサイプ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 なぜ進まない中小製造業のIT化…8割が希望も、社内に相談できる人がいないのが課題!?