全国2万2,060社を対象に株式会社帝国データバンクが実施した2026年8月の景気動向調査では、景気DIが前月比1.0ポイント増の44.6となり、4カ月連続で改善しました。売り上げの持ち直しに加え、AI・半導体関連需要の拡大が幅広い業種をけん引しました。お盆休みにともなう帰省や旅行、外食などの季節需要も個人消費を下支えしました。円安の一服や電気・ガス料金支援が負担を和らげ、企業規模を問わず景況感が上向きました。他方、豪雨などの自然災害による生産や物流、観光への影響懸念が残り、仕入単価の高止まりや人手不足も重荷となりました。今後は下振れリスクを抱えつつも、緩やかな改善が見込まれるとの見方です。


業界別では、10業界中8業界が改善し、『製造』『運輸・倉庫』が全体を押し上げました。製造は生産や受注が増加し、公共工事や設備関連需要、観光需要の波及が追い風になりました。とくに「電気機械製造」「機械製造」「輸送用機械・器具製造」が50台に上昇し、半導体やAI・データセンター、自動車関連の受注増が寄与しました。小売はエアコンなどの季節商材や土産需要が支えとなる一方、物価高による節約志向が影響しました。サービスは飲食店や旅館・ホテル、情報サービスが堅調でした。製造では在庫需給ギャップがプラス転換し、需給バランスの改善も確認されました。


規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」の全てが3カ月連続で改善しました。大企業は半導体関連や電気機械の受注増が寄与し、金融も50台を維持しました。中小企業は夏季商材の荷動き活発化で運輸・倉庫が大幅に上向きました。小規模企業ではAI・半導体関連の恩恵を受けた鉄鋼・非鉄・鉱業や機械製造などが上向き、建設も堅調でした。地域別では10地域中9地域が改善するなか、九州は令和8年熊本地震の影響で悪化しました。南関東は半導体需要を背景に製造がけん引し、建設が5カ月ぶりに50台を回復しました。四国は卸売や建設が好調となり、40台水準へ戻しました。


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情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 日本の景気動向が上向きへ!先端産業と個人消費がダブルで支える最新トレンド