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猛暑の大阪・関西万博に「涼」が出現!?長野県が打ち出したのは、映像・味覚・触感で信州の自然と文化をまるごと体感できる没入型ブース。会場に本物の“雪”を持ち込み、日本酒・ワインの試飲も楽しめる五感PRに注目が集まっています。
2025年8月27日(水)〜31日(日)、大阪・関西万博会場のEXPOメッセ「WASSE」内に、長野県がPRブースを出展します。テーマは「五感で感じる信州まるごと体験」。真夏の大阪で、涼やかで澄んだ空気と自然に包まれる“信州の涼”を再現する、インパクト抜群の体験型展示です。
最大の見どころは、セイコーエプソン株式会社の協力によって実現した360度+床面のイマーシブ映像空間。高輝度プロジェクターを活用し、まるで信州に降り立ったかのような立体的な自然体験を提供します。高原の風景や雪景色がダイナミックに広がり、映像と音で「信州の空気感」をまるごと感じられる演出です。
さらに、芝生広場では“本物の雪”が登場。長野県から直送された雪を実際に見て、触れて、都会では味わえない自然の冷気を楽しめます。そのほか、長野県産の日本酒・ワインの試飲や、スマホでアクセスできるバーチャルガイドも展開。QRコードを読み込むと、スマホ上にバーチャルナビゲーターが現れ、信州の魅力を分かりやすく解説してくれます。
また、長野県の公式キャラクター「アルクマ」も来場し、グリーティングで子どもから大人まで楽しめる内容になっています。
万博ならではの体験価値と、地方のデジタルPR戦略が融合した今回の試みは、地方自治体の観光DXやシティプロモーションのモデルケースともいえる取り組みです。今後の全国展開やメタバース連携にも注目です。
詳しくは長野県まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道