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PoC止まりのAI導入に悩む企業に朗報!最短2週間でAI実装を可能にするスタートアップ「TENSORVERSE(テンソルヴァース)」が、筑波大学発ベンチャーに認定されました。画像認識・RAG・生成AIまで、若き技術者たちが手がける“現場で使えるAI”とは?
2025年7月、TENSORVERSE合同会社(本社:東京・虎ノ門)が「筑波大学発ベンチャー」に認定されました。同社は、生成AI・画像認識・OCRなどの技術を“PoCで終わらせない”ことにこだわり、業務現場への定着をゴールにしたAI導入支援で急成長を遂げています。
代表の鈴木裕太郎氏(筑波大学・応用物理専攻卒)を中心に、社員の8割が筑波大出身。平均年齢27.2歳の精鋭チームながら、年間100件以上のAI開発をこなし、アジャイル開発・技術選定ノウハウ・再学習設計までを一貫して提供する点が、大学からの高評価につながりました。
たとえば、小売業の販促画像制作における業務自動化では、8時間→3時間弱へと効率化。画像認識とOCRを駆使し、属人業務を“使えるAI”に置き換え、精神的な負担軽減まで実現しました。
また、開発だけでなく、RAGプロダクト『RagicX』の提供や、自治体とのAI教育連携による人材育成も展開。技術とビジネスの橋渡しができる人材の育成と実装支援に注力し、自治体・企業・大学との協働を加速しています。
CTOの唐澤拓実氏は、「Diffusionアーキテクチャなど、進化の早い生成AI領域でも変化を前提とした柔軟な設計思想が不可欠」と語り、PoCで終わらない実装力・運用力の重要性を強調。
若手中心の同社が放つ“スピード感と現場実装力”は、AI導入に課題を感じる企業にとって、まさに“次世代の伴走者”となる存在です。
詳しくはTENSORVERSE公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道