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大阪・関西万博の人混み、どう避ける?なんとAIがOsaka Metro全路線の列車混雑を1週間先まで予測し、アプリでリアルタイム配信!行列もラッシュも回避して、快適移動を実現する新サービスが7月31日スタートします。
JBCC株式会社とOsaka Metroの共同プロジェクトは、大阪市内の全8路線を対象に、ニューラルネットワークを活用したAIモデルを構築。駅の改札通行データや万博会場付近の変動情報など多様な学習データを取り入れ、列車の混雑度を5段階(1:空席あり~5:大変混雑)で予測します。
7月31日からは、Osaka Metro公式アプリとWebサイトで、8月1日から7日の混雑予測を毎日17時頃に更新。行きたい時間帯や路線を選ぶだけで、混雑ピークを避けた最適プランが立てられるため、万博当日もストレスフリーに移動できます。
AIモデルの精度検証では、実績値との傾向が非常によく一致。特にラッシュアワー時間帯も、ピーク前後の微妙な混雑度の変化を再現し、1週間先の予測精度向上に成功しました。
JBCCの開発チーム「イノベース」は、約半年間でデータ選定からAI設計・開発・検証、利用者向け画面構築までを担当。マルチクラウド環境での迅速なAIサービス提供ノウハウを生かし、高速リリースを実現しています。
万博会期中のアクセス混雑は、会期終盤や通勤時間帯と重なりやすく、従来の経験則だけでは対応が困難でした。AIが提示する混雑度情報で、事前にルートを調整すれば、会場への行き帰りを快適に。混雑回避の“新常識”をぜひご活用ください。
詳しくは「JBCCホールディングス株式会社」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道