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“動画は倍速再生”“ながら食べ”──Z世代男性が時間効率を追求する「タイパ生活」。帰宅後にゆったり過ごしたいと答えた人は32%、朝の余裕不足も深刻です。見えない本音と未充足ニーズを徹底解剖します!
2025年2月のオンライングループインタビューと5月の全国調査で、23~29歳の男性は「自分らしく、効率的に過ごしたい」という価値観から、仕事時間短縮や通勤効率化など“タイパ行動”を日常化していることが判明。
調査結果では、「仕事終わりはゆっくり過ごしたい」が32%、「前日の疲れを寝て解消したい」が30%、「休日を有効に使いたい」「朝はゆったり目覚めたい」が29%前後と、プライベート時間の質向上ニーズが高い一方で、朝に余裕が持てないという未充足感も浮き彫りに。
特に、帰宅後の「まったり時間」を確保できない理由として多かったのは、通勤後の家事や家族対応、スマホチェックのルーチン化。これらを解決するため、企業側にはフレックスタイムの推進や在宅勤務のさらなる拡充、家事代行サービスの補助など、新たな働き方・生活支援策が求められています。
今後、Z世代男性の「時間価値」を尊重した制度設計が、働き手の満足度向上と企業の生産性強化を両立するカギとなるでしょう。
詳しくは「株式会社クロス・マーケティング」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道