JR東日本スマートロジスティクスと京王運輸株式会社は、駅における利便性向上を図るための新たな物流サービスを発表しました。このサービスには、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を活用した「駅チョク便」と「ロッカーホ即配サービス」が含まれています。これにより、利用者は自分の生活スタイルに応じたより便利な受け取りと発送の方法を選択できるようになります。

「駅チョク便」は、専用ECサイトから注文した商品を、指定した駅のロッカーで受け取れるサービスです。2025年6月30日より、JR東日本の22駅および京王線の5駅で利用可能となります。これにより、駅を利用する人々は、旅行や通勤の合間に手軽に商品を受け取れるようになります。利用者はクレジットカードで決済後、QRコードを利用してロッカーを開け、商品を受け取ります。

「ロッカーホテル即配サービス」は、荷物を事前に専用サイトで予約し、指定されたロッカーに預けることで、当日中に指定のホテルで受け取れるサービスです。このサービスにより、ビジネスマンや観光客は、重たい荷物を持ち歩くことなく、スムーズに移動できるメリットがあります。2025年7月1日からは、恵比寿駅、目黒駅、大崎駅が対象となるため、利用範囲がさらに広がります。

両社の連携により、駅を物流拠点にすることが目的とされています。特に、「駅チョク便」と「ロッカーホテル即配サービス」は、物流2024年問題などの社会課題解決に寄与することを目指しています。これにより、駅利用者の時間的価値が向上し、利便性が大きく向上することが期待されています。

JR東日本スマートロジスティクスと京王運輸の新たな物流サービスは、駅の利便性向上とお客様の時間を大切にする取り組みです。新サービスを通じて、より便利で快適な体験が提供されることを期待しています。

詳しくは「株式会社JR東日本スマートロジスティクス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 駅が新たな物流拠点に!荷物の受け取り・発送がスマートに変わるサービス開始