【最新新卒データ】情報通信業の新入社員は成長意欲が高く、働き続けたい職場文化・スキル支援が他業種より充実

2025年度に入社した情報通信業の新入社員が明らかにした成長意欲が高い背景。果たして、この世代が求める理想の上司やキャリア支援とは？その詳細を掘り下げていきます。

新入社員が描く未来像

最近の調査結果から、情報通信業界に飛び込んだ新入社員が抱く「成長意欲」の高さが浮き彫りになりました。ALL DIFFERENT株式会社とラーニングイノベーション総合研究所が実施した「新入社員意識調査」には、3,933名が参加。

特に目を引くのは、将来担いたい役割のトップが「専門家」で34.4％に達し、他業種よりも約10ポイント高い結果が示された点です。この数字からも、IT人材としての専門性を追求する姿勢が窺えます。

続いて、会社に対する期待として多く寄せられたのは「上司に相談できる機会」で、52.9％の新入社員がその重要性を訴えています。キャリア形成の支援が必要とされている一方で、積極的に業務について相談できる環境が求められているのです。

調査の内容は多岐にわたり、自身の成長につながる仕事が他業種よりも高い割合で選ばれると同時に、「自己投資」に時間を使いたいという傾向もしっかりと表れています。これは、自己成長が極めて重要であるという意識の表れといえるでしょう。

さまざまなデータが新入社員の成長意欲を後押ししていることから、企業側はより一層の支援策が必要です。特に、「成功体験が成長に不可欠」と考える新入社員たちには、具体的な成功事例に基づくフィードバックや機会を提供することが不可欠です。

情報通信業に入社した2025年度新入社員に見られる成長意欲の高さ。それは、企業文化や上司との関係性に強く依存しています。企業は、こうした新入社員の期待に応えるため、より効果的な育成環境を提供する必要があります。

詳しくは「 ALL DIFFERENT株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部