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デジタル社会の進化とともに、オンラインショッピングがますます普及しています。この中で、決済手段の選択は消費者の購買行動に大きな影響を及ぼします。最近発表されたSBペイメントサービスの調査結果は、ECサイトでの決済手段における顕著な変化を示しています。
SBペイメントサービスは、このたび実施した第6回ECサイト決済手段に関するアンケート調査の結果を公開しました。調査期間は2025年5月21日から6月5日までで、物販およびデジタルコンテンツを購入した2455名および1857名を対象としています。結果からは、クレジットカード決済が年々減少傾向にある一方で、「PayPay」などのQRコード決済が急速に拡大していることが明らかになりました。
調査結果において、よく利用されている決済手段は以下の通りです。
1. クレジットカード決済: 52.2%
2. PayPay(オンライン決済): 32.0%
3. 楽天ペイ(オンライン決済): 13.3%
これらのデータは、従来のクレジットカード決済に依存していた市場が、QRコード決済へのシフトを示していることを強調しています。
決済手段の選好は、使用している携帯電話のキャリアによっても異なります。例えば、ソフトバンク系ユーザーでは「PayPay」が「クレジットカード決済」にほぼ並ぶ人気を示しており、特にデジタルコンテンツの決済で顕著です。一方、NTTドコモやKDDIユーザーにおいても、QRコード決済は上位にランクインしています。
SBペイメントサービスの調査結果は、EC決済の風向きを変えつつある重要なデータを提示しています。「クレジットカード決済」の減少と「PayPay」などのQRコード決済の台頭は、単なるトレンドではなく、消費者の購買行動やニーズの変化を反映しています。未来のECサイトは、より柔軟で多様な決済手段を提供することで、消費者の心を掴むことが求められます。
詳しくは「SBペイメントサービス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松