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訪日外国人が日本の食文化を心ゆくまで楽しむためのグルメプラットフォーム「byFood」が、契約レストラン数500店舗を超えました。この快挙は、どのように日本の食体験を変えつつあるのでしょうか?
株式会社テーブルクロスが運営する「byFood」は、訪日外国人向けに特化した日本の食文化を広めるプラットフォームです。2019年のサービス開始以来、言語や文化の壁を超え、多様な飲食店へのアクセスを提供してきました。最近、契約レストラン数が500店舗を突破し、その成長を際立たせています。
観光庁の調査によると、訪日外国人が旅行中に最も満足した項目は「日本食」で、飲食費は宿泊費に次ぐ高額な支出とされています。この背景には、「ガストロノミーツーリズム」の注目が高まっていることも理由の一つです。訪日客が日本の食と文化に触れることで、旅行体験がより深まることを目的に、「byFood」は様々なサポートを強化しています。
「byFood」では、完全成果報酬型のビジネスモデルを採用しており、加盟店にとって負担が少なく、インバウンド対応が可能になります。英語や中国語など複数言語に対応したサービスやコンシェルジュサービスを通じて、訪日外国人の利便性を高めています。
加盟店には、著名なグルメガイドに載る名店から地域密着型の飲食店、さらにはSDGsに貢献するサステナブルな店舗が含まれています。これにより、多種多様な食文化を持つ日本の魅力を訪日外国人と結びつける役割を果たしています。
今後、「byFood」はさらなる店舗数の拡大を図るとともに、言語対応の強化や予約サポートの充実に力を入れていく予定です。地方の名店や伝統的な食文化の発掘に重点を置き、地域活性化にも貢献する姿勢を崩しません。「食」と「観光」を融合させることで、持続可能な観光の未来を切り開いていくでしょう。
詳しくは「株式会社テーブルクロス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部