小田急グループは2025年秋以降、クレジットカードやデビットカードによるタッチ決済サービスを拡大すると発表しました。この取り組みでは、小田急線、箱根登山電車、箱根登山バスなど、様々な交通機関でタッチ決済が利用できるようになり、観光客や地域住民にとって移動の利便性が大幅に向上することが期待されています。特に、今後も増える見込みのインバウンド需要を背景に、タッチ決済の導入は観光客の受け入れ体制を強化し、江ノ島や鎌倉に加え、箱根や大山でも新たに利用可能になることで、国内外からの観光客に対してよりスムーズな移動手段を提供します。

今回のタッチ決済サービスは、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用しており、ICカードへのチャージや乗車券を購入することなく、手持ちのタッチ決済対応カードやスマートフォンで簡単に乗車が可能です。このデジタル技術の導入により、乗客は移動時のストレスを軽減し、快適に旅を楽しむことができます。タッチ決済は従来の現金決済や切符購入プロセスを効率化し、観光地の利用促進にも寄与し、地域経済の活性化につながるでしょう。

小田急グループでは、利用者の利便性向上を目指して、今後もタッチ決済サービスの導入を進めていく計画です。2023年4月には江ノ電、2023年8月には箱根ロープウェイおよび箱根海賊船でも導入が実施されており、新宿から観光地へのアクセスも、より便利になっています。加えて、タッチ決済の普及はオーバーツーリズムの抑制や地域誘客促進に寄与し、観光の持続可能性を高める役割も果たすことが期待されています。このプロジェクトを通じて、観光地域のさらなる発展が見込まれています。

詳しくは「株式会社ジェーシービー」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 小松

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 クレカ&デビットユーザー必見!江の島・鎌倉に続き、箱根・大山でもタッチ決済で便利に