- 週間ランキング
2025年大阪・関西万博で、防災の未来を体感できるプログラムが注目を集めています。KDDIアジャイル開発センターは、JR東日本やKDDIとともに、3D都市モデルを活用した大規模な人流シミュレーションを公開。災害時の避難計画を可視化し、混雑やボトルネックを再現できる最新技術が、来場者の関心を集めています。
KDDIアジャイル開発センター(KAG)は、国土交通省が主催するプログラム「Digital Twin Perspectives―現実と仮想が描く都市の未来」に出展し、PLATEAUプロジェクトによる3D都市モデルを活用した人流シミュレーションシステムを披露。これは品川・大井町駅周辺で実際に検証されたもので、避難経路の混雑度やボトルネックをリアルに再現。来場者はシステムを自ら操作し、避難ルートの変化や対策の効果を直感的に体験できます。
このシステムは、災害時だけでなく、平常時の混雑予測や人流対策としても実装が進んでおり、KDDI本社のある「TAKANAWA GATEWAY CITY」でも活用中。都市の防災マニュアルへの反映や、スマートシティ領域での展開が期待されています。
詳しくは国交省PLATEAU特設ページまで。
レポート/DXマガジン編集部