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国際社会が抱える複雑な課題に、あなたはどう向き合いますか?上智大学が開催する「国連Weeks」は、平和構築から難民問題、そして国際キャリア形成まで、多岐にわたるテーマを深く学ぶことができる特別な機会です。未来の国際社会を担うDX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成の最前線に迫ります。
上智大学は、2025年6月10日から6月24日まで、23回目となる「上智大学国連Weeks」を開催します。このイベントは、JICA理事長を招いたシンポジウム「JICAと人間の安全保障:理念と実践」や、国際移住機関(国連IOM)アジア太平洋地域代表によるビデオメッセージを含むシンポジウム「国際的な人の移動:現状と課題」など、国際社会の喫緊の課題に焦点を当てた多彩なプログラムが展開されます。
さらに、国際公務員や国際NGOなどのキャリアに興味のある方を対象とした「国際機関・国際協力キャリア・ワークショップ」も開催され、国際機関や民間企業での経験豊富な講師陣がキャリア形成のコツやヒントを解説します。難民映画祭やロヒンギャ文化記憶センターのアート展示も行われ、多角的な視点から国際問題に触れることができます。
これらのプログラムは、単に知識を深めるだけでなく、参加者が国際社会の課題解決に貢献するための具体的なキャリアパスを考えるきっかけを提供します。特に、国際協力や人道支援の分野では、データ分析、AI、ブロックチェーンといったデジタル技術を活用したDXが、より効果的な支援活動や問題解決に不可欠となっています。
例えば、難民支援におけるデジタルIDの活用、災害時の情報共有プラットフォーム、国際協力プロジェクトの進捗管理におけるデータ可視化など、DXは国際社会の課題解決に新たな可能性をもたらします。上智大学の「国連Weeks」は、未来の国際社会を担う若者たちが、これらの課題にDXの視点からアプローチするための学びの場となるでしょう。
詳しくは「上智大学」まで。
レポート/DXマガジン編集部海道