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教育トレンド2025をテーマに、世代を超えた学びの意識を探りました。調査結果によれば、保護者が子供に対して最も期待していることは、「良い進学先」と「良い企業への就職」です。これに対する肯定的な意見は非常に高く、特に「できるだけ良い進学先に進んで欲しい」との期待感は強いことが分かります。次に多かったのは、27.7%の人が「周りから尊敬される人になってほしい」と回答していますが、世代が進むとその期待は減少する傾向にあります。
日本の保護者は、子供の教育に「礼儀」を重視していることが明らかとなりました。78.8%が礼儀に注力しており、主体性や社会性といった他の素よりも優先されているのです。礼儀正しさを重視する文化は、教育方針に大きな影響を与えていますが、一方で国際感覚の育成については消極的です。
幼児や小学生に対する英語教育への評価は高く、約8割が有益だと回答しています。しかし国際感覚の育成には消極的で、英語教育が受験勉強の一環として捉えられている可能性があります。教育の目的を再評価する必要性が示唆されています。
AIの利用については意見が真っ二つに分かれています。子供の成長を見守る保護者の中には、AIが自立した考え方を育む妨げになるのではないかとの懸念がある一方で、AIは新たな教育ツールとしての可能性を秘めていると認識する声も多いです。詳しくは「株式会社ウィザス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松