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GWの長崎市、特に観光地「DEJIMA」周辺では、訪れる観光客による渋滞が深刻化しています。この問題を解決すべく、STLOCAL、長崎バス、NIBが手を組んで新たな取り組みを進めています。このプロジェクトは新技術を駆使して、地域の活性化や持続可能な観光振興を目指します。
株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:竹川道郎)、長崎自動車株式会社(本社:長崎県長崎市、代表取締役社長:森田誠)、株式会社長崎国際テレビ(本社:長崎県長崎市、代表取締役社長:川畑年弘)の三者は、GW期間中に開催される「DEJIMA博」(NIB主催、開催期間:5月3日~6日)において、DEJIMA博公式アプリ「STLOCAL」を活用し、イベントをお得に楽しめるチケット販売を行うとともに、「ながさき観光ルートバス」との連携により、イベント会場や商業施設を巡るデジタルスタンプラリーを実施します。この取り組みを通じて、長崎の持続可能な観光振興や交流人口の創出に貢献します。
今年も「DEJIMA博おとクーポン」を1,000円で販売し、1,200円分のチケットと交換できます。観光サービス「STLOCAL」を公式アプリとして活用し、グルメやステージコンテンツの情報を発信します。クーポンは2023年から販売され、長崎県や福岡市圏の観光客にも広く利用されています。
「ながさき観光ルートバス」との連携では、イベント会場への分散来場を促進するため、市内観光1日乗車券と「DEJIMA博おとクーポン」のセット販売を行います。このルートバスは長崎市内の主要観光地を効率的に結び、来場者に便利な移動手段を提供します。また、駐車場とも連携して渋滞緩和に貢献します。
「DEJIMA博」期間中には、総額20万円相当の賞品が当たるデジタルスタンプラリーを実施します。スタンプを集めることで抽選に応募でき、来場者に楽しい市内周遊の機会を提供します。チェックインポイントには駐車場やバス利用も含まれるため、自家用車利用者にも利便性が向上します。
今後の展望として、本取り組みは長崎市の新たな渋滞対策のモデルとなり、観光サービスを活用した交通手段の一元化やパークアンドライドの拡充を目指しています。また、得られた成果を長崎市や関係機関と共有し、持続可能な観光交通を実現するための取り組みを進めていく予定です。
詳しくは「株式会社ゼンリン」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部海道