母子手帳がお母さんをバックアップ!?調布市が導入した母子手帳アプリのメリット

東京都調布市では、妊婦や子育て家庭に寄り添った「伴走型相談支援」を進めるために、母子手帳アプリ「mila-e おやこ手帳」を導入することが決定しました。この取り組みは、妊娠・出産に関する情報やサポートを容易に受けられる環境を整えることを目的としています。調布市の市民が、地域の子育て支援にアクセスしやすくなることを期待されています。

「mila-e おやこ手帳」は、子育て家庭への継続的なサポートを実現するため、さまざまな機能を搭載しています。まず注目すべきは、調布市からの公式情報を月齢や年齢に応じて受信可能な「メール配信・プッシュ機能」です。これにより、必要な情報を見逃すことなく、タイムリーに受け取ることができます。

mila-e おやこ手帳

さらに、特許を取得した「予防接種AIスケジューラー」機能は、予防接種の漏れや接種間隔ミスを防ぎます。また、成長グラフや乳幼児健診の記録をマイページに保存できる「電子母子手帳機能」もサポートされており、健康管理の手助けをします。これらのICTを駆使した機能により、子育て家庭はより便利に、効率的に育児を進めることができるでしょう。

このアプリは、調布市の福祉健康部 健康推進課との連携により、地域特性に合った子育て情報の提供を行います。交流の場や子育てに関するイベント情報もアプリ内で取得でき、地域密着のサービスである点が特長です。これにより、妊婦や子育て家庭は地域の支援を感じながら、安心して育児を行うことができるでしょう。詳しくは「株式会社ミラボ」の公式ページまで。

レポート／DXマガジン編集部小松