デジタル化が進む現代において、データの安全性は企業や自治体にとって最優先事項となっています。キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)がADECと提携し、新たに設立された「暗号化消去システム認証 for Cloud」(CE-C認証)に協力することで、クラウド環境におけるデータ消去の信頼性が一段と高まります。この制度の導入によって、ユーザーはより安心してクラウドサービスを利用できるようになります。

暗号化消去の概念図

CE-C認証は、クラウド上でデータの暗号化消去を行う際の基準を明確にすることを目指しており、自治体やサービスプロバイダーにとって第三者からの評価の獲得が可能になります。クラウドサービスの普及が進む中で、機密情報や個人情報の保護は不可欠です。暗号化消去は、保存されたデータを削除する際にそのデータを暗号化した鍵も同時に消去し、復元不可能にする技術です。この仕組みは、情報漏えいのリスクを軽減し、安心してデジタルを活用できる環境を提供します。

キヤノンITSは、これにより企業や自治体がデータの安全性を高め、安心してクラウドサービスを利用できる仕組みを整えることを目指しています。詳しくはキヤノンITSの公式ページまで。

レポート/DXマガジン編集部海道

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 クラウド時代のデータセキュリティ新基準!CE-C認証とは?