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2024年版の調査によると、インバウンド回復が期待される接客業界で、従業員の約9割が「従来の言語対応よりも高性能な通訳・翻訳サービス」が必要であると回答しました。この調査は、株式会社BRIDGE MULTILINGUAL SOLUTIONSによって行われ、519名の訪日外国人客に高度な接客が求められる従業員を対象に実施されました。結果、約51.6%が言語対応の対策が実施されていないと感じ、そのことが従業員の負担増大を引き起こしていると指摘しています。
特に「言語の壁」が73.2%という高い割合で最大の悩みとして挙げられ、さらに「店舗による言語対応の準備不足」や「国際的なマナーの理解」も課題として浮かび上がりました。訪日外国人からよく尋ねられるのは「道順や公共交通機関の乗り方」など、基礎的なコミュニケーションであり、それに適切に応えるためには、今までの対応では限界があることが認識されています。したがって、従業員は「話しかけるだけで自動的に通訳してくれる」ような便利な通訳サービスを求めており、約8割が1デバイスで世界76言語に対応した新たなサービス導入を考えています。このような背景から、より高度な言語サービスの導入が急務であるとの考えが広まりつつあります。
詳しくは「株式会社BRIDGE MULTILINGUAL SOLUTIONS」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部海道