ウェザーニューズは、2025年の「第五回桜開花予想」を発表しました。今回の予想では、西日本や東日本では平年並みからやや早いペースで桜が咲き、北日本では平年よりやや早いから非常に早いペースで開花する見込みです。全国での桜の開花は、東京と宮崎で3月21日にスタートし、続いて22日には鹿児島、福岡、高知、横浜などが開花に入ると予想されています。

また、各地域のお花見名所1,200か所以上の開花・満開情報は、ウェザーニューズのアプリやウェブサイト「さくら開花情報」で確認することができます。たとえば、東京では平年が3月24日頃に開花するのに対し、今年は3月21日から開花が始まり、3月28日頃に満開に達する見込みです。一方、北海道では、平年よりも早いペースで開花が進むとされ、函館では4月22日に開花し、4月26日に満開となると予想されています。北海道全体では、桜前線が4月下旬に到着し、5月にかけて道北や道東へと広がっていく予定です。

名所の桜開花予想
各都市の桜開花予想

ウェザーニューズでは、「桜のつぼみ調査」を毎年実施しており、全国のユーザーから寄せられる桜のつぼみの状態を、7段階のランク(「まだ小さく硬い」「先が黄色に」「先が緑に」「半分以上が緑に」「先がピンクに」「花びらが見えた」「花の軸が伸びきった」)で評価しています。この調査結果をもとに、最新の気象データや過去20年間から10年間の統計データを活用し、各地域の開花日をより精度高く予測しています。なお、第六回桜開花予想は3月12日に発表される予定です。

今回の予想では、平年との差として、例えば関東南部では昨年よりも開花が早まるところもあれば、寒気の影響を受けた場合には開花が遅れる地域もあることが示されています。各地域で桜のつぼみが「まだ小さく硬い」状態から「先が黄色に」変化する兆しが確認されるなど、季節の移り変わりをリアルタイムで把握できる仕組みが整えられています。

このように、今年の桜開花予想は、地域ごとの気温傾向や昨年の実績、そして最新のつぼみ調査の結果を反映しており、お花見の計画を立てる上で大変参考になる情報となっています。各地の開花・満開予想は、ウェザーニューズの「さくら開花情報」で随時更新されるため、早めにチェックして計画を立てることが推奨されます。

レポート/DXマガジン編集部折川

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 2025年の桜開花予想、全国に先駆けて東京と宮崎で3/21開花