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トヨタは、2025年度の株主優待制度を新たに導入することを発表しました。今回の制度は、株主の支援に感謝するとともに、関連サービスを通じてグループ事業への理解を深め、長期保有を促進することを目的としています。
対象となるのは、2025年3月末日時点で100株以上を保有されている株主。保有株数および継続保有期間に応じ、TOYOTA Wallet残高が進呈されます。たとえば、1,000株以上を5年以上連続で保有されている株主には30,000円分、100株以上かつ3年以上の連続保有の場合は3,000円分、1年以上~3年未満の場合は1,000円分、1年未満の場合は500円分が進呈されます。
さらに、株主は保有状況にかかわらず、希望に応じて[A]~[E]のいずれかの抽選に応募することができます。抽選内容は、以下のとおりです。
【抽選内容】
[A] 2025 FIA世界耐久選手権 第7戦 富士6時間耐久レースのペアチケット(当選者数:1,000名)
[B] 2025年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第9戦・第10戦のペアチケット(当選者数:1,000名)
[C] スーパー耐久シリーズ2025 第7戦のペアチケット(当選者数:1,000名)
[D] TOYOTA UPCYCLEのトートバッグ(当選者数:500名)
[E] TOYOTA UPCYCLEのペンケース(当選者数:2,500名)
なお、各抽選で贈呈されるレースペアチケットについては、各レース開催場所までの交通費や宿泊費等が株主の負担となります。また、TOYOTA UPCYCLE関連の贈呈品は、株主名簿に記載の住所へ届けます。
詳細な応募方法や手続きは、定時株主総会招集通知に同封のうえ、5月下旬に案内します。なお、継続保有期間の判定に関しては、毎年3月末日および9月末日の株主名簿に連続して記録されていることが条件です。
今回の株主優待制度はグループの事業理解を深め、株式を長期にわたって保有してもらうための施策。同社は企業価値の向上に寄与することも期待しています。
レポート/DXマガジン編集部折川