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株式会社ベビレンタが実施した「ベビーベッドに関する実態調査2025」の結果が発表され、子どもを育てる家庭がどのようにベビーベッドを入手しているのか、またその際に重視するポイントが明らかになりました。この調査は、0歳以上の子どもを持つ男女500名を対象に、2025年1月14日から1月16日の期間にわたり行われました。
調査結果によると、回答者のうち72.2%がベビーベッドを「使用した(使用している)」と回答しており、逆に27.8%の家庭は「使用していない」としています。「使用していない」と回答した家庭の主な理由は、スペースの問題や必要性の欠如、布団で代用するケースが多いことが挙げられています。特に「場所がない」といった理由が多く、スペースに配慮したコンパクトな設計や折りたたみ可能な製品の需要が高まる可能性があります。
入手方法については、新品を購入する家庭が41.8%と最も多く続いて、譲ってもらった家庭が26.8%でした。「レンタル」と「プレゼント」がそれぞれ11%を占めています。この結果から、寝具であるため、新品を選択する家庭が多い傾向にあることが読み取れます。また、使用したベビーベッドブランドは「西松屋」が25.7%と最も多く、手頃な価格で商品が手に入ることが人気の要因となっています。
さらに、ベビーベッドを入手するタイミングは「妊娠後期」が47.3%と最も高く、約8割の家庭が生後1ヶ月未満のタイミングで用意しています。選ぶ際の重視ポイントは「安全性」が30.4%と最も多く、次いで「価格」が28.2%、機能性やサイズも重要視されています。この調査結果は、地域や世代によっても異なる傾向が見られ、特に20代は価格を重視し、30代は安全性を重視する傾向が強いことが示されています。
今回の調査を通じて、ベビーベッドを使用する家庭の実態や、入手方法、重視する点が体系的に明らかになりました。これにより、ベビー用品メーカーや小売業者は、より消費者ニーズに合った製品やサービスを提供するための貴重なデータを得ることができるでしょう。詳しくは「株式会社ベビレンタ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部熊谷