2024年12月18日、東急株式会社が世田谷線において新たな後払い乗車サービスの実証実験を開始します。このサービスは、タッチ決済に対応したクレジットカードやプリペイドカードを活用するもので、利用者にとって非常に便利な選択肢となっています。タッチ決済が導入されることで、乗車の際に従来の乗車券を購入する必要がなくなり、利用者はよりスムーズに車両に乗り込むことができるようになります。







車内に設置された読取機器






改札口に設置された読取機器






実証実験は、2024年5月15日から他の東急線全駅で開始されていますが、世田谷線が追加されることにより、その利便性はさらに高まります。世田谷線全線の車内や、三軒茶屋駅、下高井戸駅、上町駅の改札口には、タッチ決済及びQRコードに対応した読取機器が設置されます。利用者はこれらの機器を使って、素早く乗車が可能になります。特に、訪日外国人を含む来街者にとって、使い慣れたクレジットカードを通じた柔軟でシームレスな乗車サービスは魅力的です。





また、デジタルチケットサービス「Q SKIP」の導入も注目です。このサービスでは、事前に販売サイトで乗車券をクレジットカードで購入し、QRコードを提示することで改札を通過することができます。従来のように係員に提示する必要がなく、瞬時に乗車が可能になります。これにより、券売機や窓口を介さずとも、ストレスのない鉄道利用が実現します。





この取り組みは、移動を通じて地域の魅力を高め、顧客体験の向上を図るものです。デジタル化の進展に伴い、従来の交通手段に新たな価値を提供するこの実証実験は、今後の交通サービスの発展に寄与することが期待されます。世田谷線のタッチ決済システムとデジタルチケットサービスの導入により、今後の移動スタイルがどう変化するのか、大いに注目されるところです。詳しくは「東急株式会社」の公式ページまで。





レポート/DXマガジン編集部海道


情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 世田谷線、スマホ1つで乗車OK!新たな乗車サービスの実証実験開始