️『賢い犬』と『理解力が低い犬』の違い5選




一般的に賢いと言われる犬と、理解するのに時間がかかる犬は、どちらが「賢い」「賢くない」という問題ではなく、得意なことが異なる可能性があります。



ここでは、一般的に賢いと言われる犬とそうではない犬の違いを見ていきましょう。当てはまるものもあれば、当てはまらないものもある——それがわんこの個性です。


1.指示を覚えるスピード



賢いと言われる犬の特徴のひとつが、飼い主さんの指示を覚える早さです。



「おすわり」「待て」など、言葉と行動を結びつける作業が早く、2〜3回練習するだけでもできるようになる犬もいます。



一方、覚えるまでに時間がかかる犬も当然いるでしょう。これは理解力が低いというより、集中することが苦手だったり、言葉よりも動きや状況から覚えるタイプである可能性が考えられます。


2.飼い主さんの行動をよく観察する



周囲をよく観察して、飼い主さんの行動を先回りする犬もいます。たとえば、散歩用のリードを手に取っただけで玄関へ向かったり、おやつの袋を見ただけで自分から座ったりすることも。



こうした犬は、普段から飼い主や周りの状況をよく観察しているため、人の行動や周囲の変化を読み取ることが得意なのかもしれません。



反対に、目の前のことに夢中になりやすい犬は、飼い主さんの動きに気づかないことも多くあるでしょう。しかし、だからと言って「賢くない」とは限りません。


3.環境の変化への対応力




新しい場所でも落ち着いて行動できる犬は、「賢い」と思われることがよくあります。一方で、知らない場所や大きな音、人や他の犬に苦手意識を持つ犬も少なくありません。



こうした犬の場合、散歩中に刺激が多いと指示が耳に入りにくくなることもあるため、「言うことを聞かない=理解力が低い」と決めつけられてしまうことも…。



しかし、これは環境の問題です。まずは犬が安心できる環境を整えてあげましょう。


4.興味のあるものへの集中力



犬はそれぞれ興味を持つ対象が違います。おやつが好きな犬なら食べ物を使ったトレーニングが効果的ですし、遊ぶことが好きな犬ならおもちゃを使うことで集中しやすくなることもあるでしょう。



「なぜこの子は覚えてくれないの?」と思ったときは、犬にとって魅力的なごほうびを見つけてあげると、やる気も集中力も上がるかもしれません。


5.犬種によって得意なことが違う



犬種によって、もともと担ってきた役割や性質には違いがあります。たとえば、人と一緒に仕事をするために育てられてきた犬種は、人の指示を理解することを得意とする犬が多いです。



一方で、自分で判断して行動することを求められてきた犬種もいます。こうした犬は、指示を理解するよりも、自分で考えて行動することを優先する傾向にあることも。



そのため、「この犬種だから必ず賢い」「この犬種だから覚えが悪い」と考えるのは適切ではありません。また、同じ犬種でも性格には個体差があることも忘れないようにしましょう。


️愛犬が指示を理解してくれないときに考えたいこと




愛犬に何度も同じ指示を出しているのに、なかなか覚えてくれない…。このようなときは、犬の理解力だけではなく、次のようなポイントも確認してみましょう。



  • 指示の言葉が毎回違っていないか

  • 犬が集中できる環境になっているか

  • 練習時間が長すぎないか

  • 犬にとってわかりやすい教え方をしているか

  • できたときにすぐ褒めているか



たとえば「おすわり」を教える場合でも、「座って」「おすわり」「Sit」など複数の言葉を使ってしまうと、犬が混乱してしまいます。



まずは同じ指示には家族全員で同じ言葉を使い、短時間で繰り返し練習してみましょう。


️愛犬の性格に合ったしつけ方を見つけよう




犬のしつけでは、「できないこと」ばかりに目を向けないことも大切です。



好奇心旺盛な犬なら、遊びを取り入れたトレーニングを、食べることが好きな犬なら、おやつを使ったトレーニングを。そして、慎重な性格の犬なら、刺激の少ない静かな場所で、できることから少しずつ練習する方法が向いているでしょう。



特に散歩では、犬が興奮している状態で無理に指示を出しても、うまく伝わらないことがあります。人や犬が少ない場所から練習を始め、落ち着いて歩けたら褒めるなど、愛犬が成功しやすい環境を作ってあげてください。



大切なのは、他の犬と比べることではありません。「この子は何が得意なのか」「どうすれば楽しく学べるのか」を探し、適した方法でしつけを進めていくことです。


️まとめ




『賢い犬』と『理解力が低い犬』の違いは、単純に覚える早さだけで決まるものではありません。犬種による性質や性格、経験、集中できる環境など、さまざまな要素が関係しています。



「なぜ覚えてくれないんだろう?」と悩んだときは、教え方を変えてみるのもひとつの方法です。愛犬の得意なことや好きなものを見つけ、その子に合った方法で少しずつ練習していきましょう。



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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 『賢い犬』と『理解力が低い犬』の違い5選 ワンコの性格に合ったしつけ方まで解説 」