暑くない日に『犬がハアハアする』理由6選 今すぐに病院へ行くべき危険なサインまで
どうして?暑くないのに犬の息が荒くなる理由
運動して体温が上がっているから
お散歩帰りや遊んで体を動かした後はどうしても体温が上がるため、犬の息も荒くなります。必要運動量を満たした犬は満足そうな仕草をしていることも多いでしょう。
生理現象のため心配はいりませんが、激しすぎる運動で疲労困憊してしまっている場合はその後の経過に注意が必要です。
嬉しくて興奮しているから
大好物を前にして目をキラキラさせながら『ハアハア』と息をしているのは、嬉しさのあまり興奮してしまっている証拠です。漫画やアニメでも、人間が大好きなものを目の前にして息を荒くする表現がされますよね。この場合も一時的な生理現象と判断してよいでしょう。
ストレスを感じているから
苦手な音が聞こえたり、不快な環境に身を置いていたりしてストレスを感じているときにも『ハアハア』と息が荒くなることがあります。体をブルブル震わせていたり、忙しなく動き回っている場合もあるでしょう。
痛みを感じているから
怪我や病気による痛みを感じている場合も考えられます。犬には野生の頃の本能から、痛みを極限まで隠そうとする習性があります。そのため傍目でも痛みを感じているとわかるような場合には、痛みがかなり強い可能性があります。
呼吸器に異常があるから
息が荒いという状況からすぐに思いつく病気は呼吸器疾患でしょう。息遣いに異常が現れる病気として代表的なものでは、気管を支える軟骨が衰えて気管が狭くなってしまう気管虚脱や、細菌・ウイルス感染や誤嚥が引き起こす肺炎などがあります。
またいわゆる『ブサカワ』で有名なパグやフレンチブルドッグなどの短頭種は、その特殊な骨格から生まれながらに呼吸器異常を抱えており、総じて短頭種気道症候群と呼ばれます。
循環器に異常があるから
イメージしづらいかもしれませんが、心臓をはじめとする循環器の異常も呼吸に異常をもたらします。心臓の機能に異常が生じると体内に酸素が上手く行き届かず、酸欠状態に陥るからです。心不全や、心臓病が進行したことによる肺水腫などが挙げられます。
すぐ受診!特に危険な犬の呼吸サイン
舌や歯茎が紫色になっている
舌や歯茎が紫色になるのはいわゆる『チアノーゼ』と呼ばれる状態で、血液中の酸素が不足して酸欠状態になっているサインです。命に関わる重篤な状態のため、すぐに受診が必要です。
横になれずにいる
息が苦しいなら横になって休めばいいのにと思うものの、犬がずっとオスワリの姿勢のまま荒い呼吸をしている。これは『起座呼吸』と呼ばれるもので、横になると胸部が圧迫されて余計苦しくなるため、横になることができないのです。重度の呼吸困難状態と考えられます。
泡状の鼻水が出る
空気が混ざったような泡状の鼻水が出ている場合、肺水腫を起こしている可能性があります。放置しているとやがて血が混じったようなピンク色の泡状の鼻水になります。肺水腫は早期の治療が大切であるため、症状を認めたらすぐに動物病院を受診しましょう。
ぐったりしている
息が苦しそうなままぐったりしていて動けない、呼びかけても反応が薄いなどの場合、かなり重篤な状態といえます。様子を見る猶予はありません。
まとめ
呼吸の異常は心臓や肺といった生命維持に重要な器官の異常に直結します。飼い主さんとしても、愛犬が苦しそうにしている姿は見るに堪えないですよね。
後悔する結果になる前に、おかしいと思ったらすみやかに獣医師の指示を仰ぐことが大切です。
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