犬が『無防備』になるのはどんなとき?安心してもらうための環境づくりのコツまでご紹介
犬が無防備になるのはどんなとき?
犬が無防備になるのは、「安心」を感じているときです。
犬は本来、非常に警戒心が強く、周囲の危険を警戒しながら生活する動物です。安心を感じることができる環境では、警戒心を緩めることができ、無防備な姿を見せてくれることがあります。
とくに犬が「安心」を表現してくれる無防備な姿が、お腹を見せて仰向けに寝てくれることがです。「ヘソ天」とも呼ばれています。
お腹には命にも直結するような重要な臓器が集まっています。犬の急所であり、弱い部分であるため、安心できない環境や安心できない相手の前では、決して見せることはありません。
体や手足をうんと伸ばして寝ることができるのも、いびきをかいたり寝言を言ったりできるのも、犬が無防備になれるのは、安心を感じることができるからなのです。
犬に安心してもらうための環境づくりのコツ
1.専用の寝床を用意してあげること
犬に安心してもらうために、専用の寝床を用意してあげましょう。外からの刺激を受けたり、飼い主の関心を惹いたりすることなく、ゆっくりと休むことができる場所です。
ほとんどの犬の場合では、ケージやクレートを寝床として好みます。囲われた空間であることによって、周囲を気にせずに休むことができるのです。
寝床は、外からの刺激を受けやすい窓辺を避けましょう。人の出入り口であるドア付近も避けましょう。また、温度変化の少ない場所がおすすめです。
2.室内の温度と湿度を適度に保ってあげること
犬に安心してもらうために、室内の温度と湿度を適度に保ちましょう。
温度は20℃前後、湿度は40%程度とされていますが、愛犬が安心できる環境をつくるためには、犬種・年齢・健康状態・季節などを考慮することが大切です。
犬も人間と同じように、暑さや寒さによって、体調を崩すことがあります。とくに体温調節が苦手な子犬や老犬は注意しましょう。
3.滑りにくい床にしてあげること
犬に安心してもらうために、滑りにくい床へと整えましょう。とくにフローリングは滑りやすく、犬が怪我をしやすい素材です。
フローリングのままがよいという場合は、犬用(ペット用)の滑り止め加工ができる塗料があります。
敷き物で対応したいという場合は、犬用(ペット用)のタイルカーペットがおすすめです。汚れてしまった部分のみ、洗ってお手入れしたり、交換したりすることができます。
4.生活リズムを安定させてあげること
犬に安心してもらうために、まずは飼い主の生活リズムを安定させましょう。
基本的に犬は飼い主に合わせて生活をします。飼い主が起きると犬も起き、飼い主が寝ると犬も寝ます。食事をするのも、お散歩をするのも、飼い主の都合やタイミングです。
犬は飼い主と一緒に生活をしながら、様々なことを学習したり把握したりします。ある程度、決まった生活リズムである方が、「次に何が起こるのか」を予測しやすく、犬にとっての安心に繋がります。
まとめ
犬に安心してもらうための環境づくりのコツを4つ解説しました。
- 専用の寝床を用意してあげること
- 室内の温度と湿度を適度に保ってあげること
- 滑りにくい床にしてあげること
- 生活リズムを安定させてあげること
犬は安心を感じられるとき、無防備になることができます。愛犬の仕草や行動や表情などから「安心できているかどうか」を見極めてみましょう。
そわそわと落ち着きがなかったり、飼い主の後追いをしたり、飼い主の姿が見えなくなると不安で鳴くなどするときは、まだ十分な環境が整っていないからかもしれません。
犬それぞれに適した環境、安心できる環境があります。一度に全てを整えなければならないというわけではありませんので、愛犬の様子を見つつ、ひとつずつ整えていきましょう。
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