『飼育が難しい』犬種5選 初心者には向かないお世話の大変さや迎える際の適切なしつけ方まで
️『飼育が難しい』犬種5選
犬を家族に迎えたいと思ったとき、「見た目が好み」「小さくてかわいい」といった理由だけで犬種を選んでしまうと、迎えてから「思っていたより大変だった」と感じることがあります。
ここでは、一般的に「初心者には飼育が難しい」と言われることの多い犬種とその理由を見ていきましょう。
1.ボーダー・コリー
牧羊犬として活躍してきたボーダー・コリーは、非常に高い運動能力と優れた知能を持つ犬種です。
毎日の散歩だけでは運動量が足りないこともあり、毎日最低2回、それぞれ60分以上の運動が推奨されることもあります。
また、頭を使うことも好きなので、ただ歩くだけではなく、遊びやトレーニングなどを取り入れてあげることも大切です。
しつけでは、飼い主がその場その場で対応を変えるのではなく、指示を一貫させるなど、信頼を勝ち取る行動が求められるでしょう。
2.ジャック・ラッセル・テリア
小さな体で元気いっぱい動き回るジャック・ラッセル・テリアは、もともとキツネなどの狩猟に使われていた犬種です。
作業犬として適していることや、穴に入りこむ習性がある犬種なので、小型犬だからといって「散歩は少なくても大丈夫」と考えるのは禁物です。
運動不足になるとストレスがたまりやすいため、散歩だけでなく、ボール遊びや宝探しなど、頭と体を使う遊びを毎日取り入れてあげるとよいでしょう。
また、好奇心旺盛で賢い一方、行動力も高いため、子犬のころからしっかりルールを教えていくことが重要です。
3.秋田犬
日本を代表する大型犬・秋田犬も、初心者が迎える際には慎重に検討しなくてはなりません。
秋田犬は忠実で知的な犬種として知られていますが、その分、頑固な性格を持つ犬も多い犬種です。そのため、子犬のころから、人や犬、さまざまな環境に少しずつ慣らし、落ち着いて行動できるようにしつけていきましょう。
また、体が大きく、十分な運動量も必要で、60分以上の散歩を1日2回行う必要があります。したがって、体力や気力、時間を秋田犬に注げる人におすすめです。
4.シベリアン・ハスキー
オオカミを思わせる凛々しい姿が魅力のシベリアン・ハスキーは、もともとそり犬として活躍してきた犬種のため、体力があり、十分な運動が必要です。
「庭があるから大丈夫」と考えるのではなく、毎日の散歩や遊びでしっかりエネルギーを発散させてあげてください。
また、独立心を持つ犬種でもあるため、飼い主の指示に何でも素直に従うとは限りません。しつけでは、叱って従わせるのではなく、できたことを褒めながら根気強く教えていくことを意識しましょう。
5.柴犬
日本で身近な犬種・柴犬も、「小型〜中型犬だから初心者でも簡単」とは限りません。
柴犬などの日本犬は、古くからの猟犬としての性質を色濃く残しており、独立心が強い傾向があります。飼い主の指示を理解していても、自分の意思を優先することがあるため、しつけには根気が必要です。
特に子犬のころから、体を触られることやブラッシング、爪切りなどに慣らしておくことがとても重要です。「言うことを聞かないから」と強く叱るのではなく、犬ができた瞬間を見逃さず褒めることで、望ましい行動を少しずつ身につけてもらいましょう。
️飼育が難しい犬種を迎える前に確認したいこと
犬種選びでは、見た目や人気だけで決めるのは避けましょう。特に以下のポイントは、迎える前に家族でよく話し合ってください。
必要な運動量を確保できるか
朝晩の散歩に加えて、遊びやトレーニングの時間が必要な犬種もいます。仕事や学校などで家を空ける時間も含めて、無理なく続けられるか考えてみましょう。
しつけに時間をかけられるか
犬のしつけは、数日で終わるものではありません。
「おすわり」「待て」だけでなく、吠えや飛びつき、噛みつき、トイレ、散歩など、生活に必要なことを少しずつ教えていく必要があります。
特に、一般的に初心者には難しいと言われている犬種は、根気強さや工夫が必要になるケースも少なくありません。毎日しっかり愛犬と向き合う時間があるか、よく考えてみましょう。
住環境に問題がないか
犬種によっては、大きな体や豊富な運動量に対応できるスペースが必要です。運動量が必要な犬種であれば、広い部屋や庭付きの家、あるいは走り回れるドッグランが移動可能な範囲にあるかなど、確認しておきましょう。
また、マンションなどでは運動量だけでなく、吠え問題についても事前に考えておく必要があります。
困ったときに相談できる場所があるか
しつけで悩んだときは、ひとりで抱え込まないことも大切です。動物病院やドッグトレーナーなど、専門家に相談できる環境をあらかじめ調べておきましょう。
️犬を迎えるなら「飼いやすさ」だけで決めないことが大切
「飼育が難しい」といわれる犬種にも、それぞれ素晴らしい魅力があります。大切なのは、犬種の特徴と自分たちの生活スタイルが合っているかを考えることです。
たとえば、たくさん一緒に運動したい人には運動量の多い犬種が合うでしょう。一方で、仕事などで毎日長時間の運動時間を確保するのが難しい家庭では、別の犬種を検討することをお勧めします。
また、同じ犬種でも性格には差があることを忘れてはいけません。犬種だけで「この犬はこういう性格」と決めつけず、実際に迎える犬の性格や生活環境まで考えて選ぶようにしましょう。
️まとめ
犬には、体の大きさ以上に豊富な運動量が必要な犬種もいれば、社会化やしつけについて特に根気が必要な犬種もいます。
ただし、「飼育が難しい犬種=初心者には絶対に飼えない」ということではありません。必要な運動量やしつけ、住環境などを事前に理解し、最後まで責任を持ってお世話できるかを家族で考えることが大切です。
犬を迎えるときは、10年以上続く毎日の生活を想像することから始めてみてください。
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