犬と『公共交通機関』を利用するときのNG行為7つ




犬を連れて公共交通機関を利用するときは、愛犬の安全だけでなく、犬が苦手な人やアレルギーのある人など、周囲の利用者への配慮も欠かせません。


1.乗車ルールを確認せずに利用する



「以前ほかの電車で乗れたから大丈夫」と考え、利用する交通事業者のルールを確認しないのは避けましょう。犬を入れるケースの大きさや形状、重量、料金、持ち込み方法などの条件は事業者によって異なります。



同じ電車やバスでも、運営会社が変われば利用条件も同じとは限りません。外出当日に乗車できず困らないよう、利用予定の交通事業者が案内している最新のルールを事前に確認してください。


2.犬をキャリーから出す



犬の持ち込みが認められていても、移動中は犬の全身をキャリー内に収めることが条件となっている場合があります。「少しくらいなら」と顔を出させたり、ホームや車内でケースから出したりするのは避けましょう。



普段はおとなしい犬でも、人混みや大きな音、振動などに驚いて飛び出す可能性があります。脱走や事故、周囲とのトラブルを防ぐためにも、交通事業者が定めた方法で安全に移動してください。


3.抱っこやリードだけで乗ろうとする



小型犬だからといって、抱っこやリードだけで一般の公共交通機関を利用できるとは限りません。鉄道やバスでは、一般のペットについて所定のキャリーなどに入れることを条件としている場合があります。



スリングや布製バッグなども、形状によっては持ち込み用として認められない可能性があります。愛犬の全身を安全に収められるかを確認するとともに、利用予定の事業者が定めるキャリーの条件も確認しましょう。


4.ケースで座席や通路をふさぐ



愛犬をきちんとキャリーに入れていても、周囲の邪魔になる場所へ置くのは避ける必要があります。座席をケースで占有したり、通路や乗降口をふさいだりすると、ほかの利用者の移動を妨げてしまいます。



また、キャリーを不安定な場所へ置けば、急停止や揺れによって転倒する危険もあります。置き場所についても事業者の案内に従い、周囲の邪魔にならず、愛犬を安全に保持できるようにしましょう。


5.混雑する時間帯を選ぶ



時間を調整できるのであれば、通勤・通学ラッシュなど極端に混雑する時間帯はできるだけ避けましょう。混雑した車内ではキャリーが押されたり、人の荷物がぶつかったりして、犬に負担がかかる可能性があります。



人混みや大きな音が苦手な犬では、強い緊張やストレスにつながることもあります。また、犬が苦手な人やアレルギーのある人との距離も取りにくくなるため、可能であれば比較的空いている時間帯を選びましょう。


6.鳴き声や排泄などの対策をしない



公共交通機関を利用するときは、吠えや排泄などへの準備も必要です。慣れない環境に緊張して吠え続けたり、キャリー内で排泄や嘔吐をしたりする可能性もあります。



出発前には可能な範囲で排泄を済ませ、必要に応じてキャリー内にペットシーツを敷くなどの準備をしておきましょう。普段からキャリーに慣れさせて「中に入っても落ち着いて過ごせる」状態を目指して練習しておくことも大切です。


7.タクシーに無断で犬を乗せる



タクシーも、「犬を連れていて当然乗れる」と思い込まず、事前に利用条件を確認しましょう。ペットの乗車については、タクシー会社やサービスによって対応や条件が異なる場合があります。



配車を依頼するときに犬を同伴することや、犬の大きさ・頭数、キャリーの有無などを伝えておくと安心です。一般のタクシーでの移動が難しい大きさの犬などでは、条件に合ったペット向けの移送サービスを検討する方法もあります。


犬と電車に乗る際の注意点




犬と電車に乗る場合は、最初に利用予定の鉄道会社が定めるペットの持ち込み条件を確認しましょう。キャリーのサイズや形状、重量、料金の有無などは鉄道会社によって異なる可能性があります。



特に注意したいのは、インターネットなどで目にした「○kgまで」「3辺の合計○cmまで」といった数字を、すべての鉄道会社に共通する基準だと思い込まないことです。乗り換えで複数の鉄道会社を利用する場合は、それぞれの条件を確認してください。



乗車前には排泄を済ませ、可能であれば混雑する時間帯を避けることも大切です。キャリーの中にはペットシーツを敷き、汚れた場合に備えて予備のシーツやビニール袋、タオルなども用意しておくとよいでしょう。



また、人混みや電車の音、振動を怖がる犬に、いきなり長距離移動をさせるのは大きな負担になることがあります。日頃からキャリーに慣らし、愛犬の性格や体調を考えながら無理のない移動方法を選んでください。


犬とタクシーに乗る際の注意点




タクシーを利用するときは、配車を依頼する段階で犬を同伴することを伝えておくとトラブルを防ぎやすくなります。



その際は犬の大きさや頭数、キャリーに入っているかなどを伝え、どのような状態なら乗車できるのか確認しましょう。乗車できた場合でも、車内で犬を自由に出してよいとは限らないため、タクシー会社や乗務員の案内に従ってください。



また、抜け毛やニオイ、排泄物などで車内を汚さないための配慮も必要です。ペットシーツやタオル、ビニール袋などを持参し、万が一の排泄や嘔吐にも対応できるよう準備しておきましょう。



車酔いをしやすい、車内で激しく震える、パニックになるなど移動そのものへの不安が強い犬もいます。長距離移動が必要な場合や体調面に不安がある場合は、事前に獣医師へ相談することも検討してください。


まとめ




犬と公共交通機関を利用するときは、愛犬の安全はもちろん、周囲の利用者への配慮も必要です。ルールを確認せず利用する、キャリーから犬を出す、抱っこやリードだけで乗ろうとする、通路をふさぐといった行為は避け、利用する交通事業者の条件を守りましょう。



また、公共交通機関のペットに関するルールは事業者によって異なり、変更される可能性もあります。過去に利用したときの記憶だけに頼らず、出発前に公式サイトなどで最新情報を確認することが大切です。



キャリーへの慣らしや排泄対策、混雑を避けた移動計画なども事前に準備し、愛犬にも周囲の人にも負担の少ない移動を心がけましょう。



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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬と一緒に『公共交通機関』を利用するときのNG行為7つ 電車やタクシーに乗る際の注意点とは? 」