犬が早朝に「飼い主を起こす」5つの心理



1.お腹が空いた



犬が早朝に起きてしまう一番身近な理由として、単純に空腹を感じていることが挙げられます。



特に前日の夜ごはんから時間が経っていると、朝方にお腹がペコペコになってしまい、ごはんを求めて飼い主を起こしにやってくるのです。



犬の体内時計はとても正確で、毎日同じ時間になると「そろそろごはんの時間だ」と察知します。特に運動量が多い犬や成長期の犬は代謝が活発なため、朝早くからお腹が空きやすくなるのです。


2.遊んでほしい



夜の間に十分な睡眠をとった犬は、朝を迎えるとエネルギーが満タンになり、今すぐ元気に遊びたいという気持ちが高まります。特に若い犬や活発な犬種の場合、朝から体を動かしたくて仕方がありません。



飼い主がまだ寝ているのを見ると、自分の相手をしてほしいという楽しい気持ちを抑えきれなくなり、体を使ってアピールを始めるようになります。退屈な時間が続くと、飼い主を遊び相手にしてエネルギーを発散させようとしているのです。


3.トイレに行きたい



生理現象として、朝起きてすぐに排泄を済ませたいという理由もあります。犬は本来、自分の寝床を汚すことを嫌うきれい好きな動物です。



そのため、朝方になって尿意や便意をもよおすと、我慢できずに起きてしまいます。



トイレに行きたくても自分で行けない環境にいたり、室内のトイレの場所がわからなくなったりしていると、飼い主を頼って起こすことで外やトイレへ連れていってもらおうとしているのです。


4.体調が悪い



いつもと違う早朝の行動の裏には、体の不調や病気が隠れているサインの場合もあります。例えば、お腹の調子が悪い、どこかに痛みがある、熱っぽくて苦しいなど、体調の悪さを何とか飼い主に伝えようとして鳴いたり体をすり寄せたりします。



言葉を話せない犬にとって、不安な気持ちや苦しさを訴える唯一の方法が、近くにいる飼い主を起こして助けを求めることなので、日頃から様子をしっかり見てあげることが大切です。


5.寂しい



夜の間、飼い主と離れた場所で寝ていた犬が、朝になって孤独感や不安を感じてしまうことがあります。朝の静かな時間帯に一匹でいると、寂しさが強くなり、大好きな飼い主の顔が見たくなったり、そばに寄り添いたくなったりするのです。



また、飼い主の存在を確認することで安心感を得たいという気持ちから、ベッドの周りまでやってきて、体をくっつけたりペロペロとなめたりして、かまってもらおうと行動します。


エスカレートしてしまうNGな対応



声を出したり怒ったりして反応する



犬が早朝に起こしてきたとき、うるさいからといって大声で叱ったり、「ダメでしょ!」と怒鳴ったりするのは実はNGな対応です。



犬にとって、飼い主が大きな声を出してくれることは、「自分の要求に対して反応してくれた」「かまってくれた」と嬉しく勘違いしてしまう原因になります。



たとえ怒られている内容であっても、自分に注目してくれたという事実だけで犬は大喜びしてしまい、次からも同じようにすれば相手をしてもらえると学習してしまうのです。


すぐに起きて要望をすべて聞いてしまう



朝早くから犬に鳴かれたり体をトントンと叩かれたりしたときに、かわいそうだからといってすぐに布団から出て、ごはんをあげたり遊び相手をしてあげたりするのは避けましょう。



この対応をしてしまうと、犬は「早朝に騒げば、自分の欲しいものが何でも手に入る」と覚えてしまいます。



その結果、次の日からはさらに早い時間から起こそうとしたり、要求がどんどんエスカレートして鳴き声が大きくなったりして、毎朝の悩みが深まる原因になります。


ベッドに入れて一緒に寝てしまう



朝方に犬が騒いだとき、なだめるために自分のベッドや布団の上に上げて一緒に寝てしまうのも良くない対応です。最初は静かになるかもしれませんが、犬は「ここで騒げば、大好きな飼い主のベッドに入れてもらえる」と学習してしまいます。



一度このルールを覚えてしまうと、毎朝のようにベッドに入ってくるようになり、飼い主自身がゆっくり休めなくなるだけでなく、犬が自立できずに分離不安のような問題行動を引き起こすきっかけにもなります。


愛犬の早朝アタックを防ぐ対策




夜の食事の時間を少し遅らせることは、朝方の空腹による早朝アタックを防ぐための効果的な方法です。夕食の時間が早すぎると翌朝までに時間が空きすぎてしまうため、時間を後ろにずらしたり、量を調整したりすると朝の空腹感を和らげることができます。



また、朝起きてもしばらくは無視をすることも大切です。騒いでも相手にされないとわかると、犬は諦めるようになります。



さらに、おもちゃを与えて一人遊びを教えることで、自分で退屈な時間を上手にやり過ごせるようになり、早朝に飼い主を無理に起こさなくなっていきます。


まとめ




愛犬が早朝に起こすのには、お腹が空いたり寂しいといったちゃんとした理由があります。しかし、そこで声をかけたり要望をすべて聞いてしまうと、行動がエスカレートする原因になるので注意しましょう。



NGな対応をしっかりと避けて、夜の食事の時間を工夫したり、起きてもしばらく無視をしたりと、少しずつ正しいルールを教えてあげてください。



お互いに無理なく、ゆっくりと朝の穏やかな時間を過ごせるような環境をつくってあげることが大切ですよ。



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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬が早朝に『飼い主を起こす』心理5選 行動がエスカレートしてしまうNG対応とは? 」