犬同士を仲良くさせる方法とは?多頭飼いを始める前に必ず知っておくべきことまで解説
犬同士を仲良くさせる方法とは?
犬同士の仲の良さは、犬の相性もありますが、距離の縮め方も大きなポイントとなります。新しい犬を迎えた場合のイメージとして、仲良くさせるためのアプローチ方法を見ていきましょう。
同じ空間で様子を見る
多頭飼育をする際、犬同士の相性を見極めることが重要なポイントとなります。先住犬が冷静に挨拶を済ませるのを確認できたら、ケージやサークル越し、あるいはリードを活用しながら同じ空間で様子を見ましょう。
トライアル期間を設けて、それぞれの犬がどのような反応を見せるのかを慎重に観察します。その際に、興奮して吠えたり怖がったりする場合は、無理に会わせないようにしましょう。
不安な場合は、ニオイだけを交換して様子を見る方法もあります。ニオイがついたタオルを嗅がせておくと、「怪しい存在ではない」と事前に学習することができます。
個別でくつろげる空間を作る
犬同士の相性に問題がなかったとしても、それぞれのクレートやケージ、トイレは必ず設置します。共有スペースしかない状態だとストレスになりやすく、喧嘩に発展しやすいので注意が必要です。
頭数に合わせて、いつでも避難できるパーソナルスペースを用意しましょう。これにより、犬同士のプレッシャーを大幅に軽減できます。
食事・おやつは別々に与える
犬は自分の食べ物が取られそうになると、「フードガード」と呼ばれる攻撃に出ることがあります。そのため、食事やおやつは別々に与えなければなりません。
また、食器やおもちゃに対する独占欲が働き、攻撃に出ることもあります。特に先住犬は後輩犬に「取られるのではないか」という不安を抱きやすいので、安心させる状況を飼い主さんが作らなければなりません。
慣れるまで場所を離す、視界を遮るなどの工夫を行い、飼い主さんが最後まで見守ることが重要です。
仲良くできたら褒める
犬同士が同じ空間でトラブルを起こさずに過ごせたら、「いい子だね!」と褒めることがポイントです。
並んで「おすわり」ができたらおやつを与えていくなど、ポジティブな経験を積んでいくと、自然と一緒にいることに慣れていくでしょう。
多頭飼育を始める前に必ず知っておくべきこと
多頭飼育は楽しさや癒しが倍増する反面、飼い主さんの負担や責任も重くのしかかるのが現状です。迎えてから後悔しないために、事前に知っておくべきことがあります。
先住犬のタイプをよく把握する
多頭飼育の行方は、先住犬のタイプが大きく影響するといっても過言ではありません。特に先住犬が怖がりで神経質だったり、縄張り意識が強かったりする場合は、考え直す必要があるでしょう。
あまりにも違う犬種やサイズの場合も、仲良くする方が珍しいと考えておくべきです。また、シニア期に入っていたり、持病を抱えていたりする場合にも、新しい犬の仲間入りがストレスになることも十分考えられます。
保護犬であれば、過去のトラウマを抱えている可能性も考慮したい点です。
金銭や環境問題について
犬を1匹増やすということは、飼育コストや生活環境の負担が倍増することを意味します。フード代や日用品代はもちろん、毎年のワクチン代や予防薬、トリミング代、ペット保険料などの負担も倍増します。
また、頭数分を飼育する十分なスペースを確保しなければなりません。犬のサイズや頭数によっては、賃貸では狭くなってしまう場合も出てくるでしょう。
家族などの協力者の必要性
多頭飼育をするに当たり、協力者の確保は必須になります。1匹なら1人でもこなせていた毎日のお世話も、2頭や3頭になると物理的に手が回らなくなる瞬間が出てきます。
病院への通院や旅行時の世話、災害時の避難、飼い主さん自身が倒れたときなど、あらゆるシーンを想定しておかなければなりません。いざというときに協力し合える家族や身近なサポートを整えておくことが不可欠です。
まとめ
犬が大好きな人にとって、多頭飼育は憧れの生活かもしれません。確かに、頭数が増えるほどに、これまでにはない楽しさがあるでしょう。
しかし、安易に新しい犬を迎えるのは、先住犬にとって必ずしも幸せなことではなく、実際の暮らしは苦労も多いことを理解しておかなければなりません。そのうえで、多頭飼育に一歩踏み出してみるとよいですね。
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