老犬が深夜に徘徊してしまう理由とは?部屋をウロウロと歩き回るのはなぜ?対処法まで
老犬が深夜に徘徊してしまう理由
昼間はほとんどを寝て過ごし、深夜になると徘徊してしまう、というのは老犬あるあるです。
昼間も起きてよく活動し、夜になって眠ったかな…と安心していると、深夜の時間帯になって急に徘徊し始める、ということもあります。
高齢になるとよくあることではあるのですが、「老犬だから…」と決めつけるのではなく、愛犬の体調の変化をよく観察するようにしましょう。
1.不安や寂しさを感じている
老犬が深夜に徘徊してしまうのは、不安や寂しさを感じているからです。
老犬になると、目が見えづらくなり、耳も聞こえづらくなります。視覚と聴覚が衰えるからです。そうすると、飼い主の姿を確認したり、気配を感じたりしづらくなり、不安を感じることがあります。
老犬になると、犬の五感の中で最も優れているとされている嗅覚も衰えます。安心を得るはずの飼い主のニオイを感じることができず、寂しさを感じることがあるのです。
飼い主が着古した服、使い古したブランケットで構いません。老犬になった愛犬のベッドに入れてあげると、不安や寂しさが軽減され、深夜の徘徊が減ることがあります。
2.トイレに行きたい
老犬が深夜に徘徊してしまうのは、トイレに行きたいからです。老犬になると、排泄の回数が増えます。深夜にも何度もトイレに行きたがることがあります。
トイレが汚れていると、キレイなトイレを探し求め、部屋を歩き回ってしまうことがあります。深夜にもこまめにトイレシートを変えたり、トイレを複数用意したりすることで、解決できる場合があります。
視覚・聴覚・嗅覚の衰えにより、なかなかトイレまでたどり着けず、部屋を歩き回ってしまうことがあります。トイレを寝床のそばに用意したり、トイレまで誘導したりすることで解決される場合があります。
トイレトレーニングができていない場合では、外に連れて行かなければならないため、愛犬も飼い主もお互いに大変な思いをします。
我が家の愛犬は13歳で再トレーニングをしました。高齢になってからでもトイレトレーニングは可能ですので、ぜひチャレンジしてみましょう。
3.痛みや不調を感じている
老犬が深夜に徘徊してしまうとき、痛みや不調を感じている可能性があります。
慢性的な関節の痛みを抱える老犬は多くいます。また、長時間同じ体勢で寝ていると、体が痛くなってしまいやすいです。
関節炎の有無は獣医師に診てもらいましょう。老犬になると、背骨が曲がっているなどすることがよくあります。
あまり寝返りを打たないなと感じられるときは、飼い主の手で寝返りを打たせてあげてもよいと思います。嫌がるときは無理をしないようにしましょう。
皮膚の痒み、胃腸の不快感、呼吸のしづらさなど、様々な不調を訴え、深夜に部屋を歩き回ってしまうことがあります。
老犬の健康状態はコロコロと変わります。半年に1回、4カ月に1回、3カ月に1回など、定期的な健康診断を受けておくことも大切です。
老犬が深夜に徘徊してしまうときの対処法
老犬になると、昼夜の生活リズムが逆転してしまうことがよくあります。昼間はお散歩に行ったり、おもちゃで遊んだりし、少しでも活動量を増やしてあげましょう。
朝のお散歩が最も重要です。朝の日光浴をすることで、体内時計を整えることができます。抱っこ散歩でもペットカート散歩でも構いません。
老犬になるとお家の中で過ごすことが増えます。刺激を受ける機会が減ってしまうと、認知機能が低下しやすくなります。
お散歩に行き、脳に刺激を与えることで、認知機能の低下を防ぐことができます。老犬に無理のない範囲で他犬との交流も積極的に行ってみましょう。
まとめ
老犬の深夜徘徊が毎晩続くと、飼い主も眠れなくなるなどし、肉体的にも精神的にもつらくなってしまいます。
老犬の深夜徘徊は加齢による自然な変化ではありますが、高齢だからと放っておくのではなく、認知機能の低下や体の痛み、不安や排泄など、様々な可能性から原因を考えることが大切です。
愛犬が安心して眠れる環境をつくり、日光浴やお散歩などで昼間の活動量を増やし、それでも解決されない場合には獣医師に相談しましょう。
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