犬に絶対与えてはいけない『秋の味覚』3選 誤って食べてしまった場合、命に関わることも…
犬に絶対与えてはいけない『秋の味覚』3選
秋は食べ物が美味しい季節。「愛犬にも秋の味覚をおすそ分けしてあげたい…」と思う方も多いはずですが、秋の食材の中には犬の命を脅かすほど危険なものも。犬に絶対与えてはいけない『秋の味覚』を確認しておきましょう。
1.ブドウ
犬にブドウがNGであることは広く周知されていますが、その理由はご存じですか?ブドウには命にかかわる「急性腎不全」を引き起こす強い毒性があるから。「酒石酸(しゅせきさん)」が腎臓に強いダメージを与えると有力視されています。
酒石酸の含有量はブドウの品種や熟度で異なります。そのため「少量なら大丈夫」とは言えず、小型犬では数粒でも重篤な腎不全に陥る危険性があります。生のブドウだけでなく、レーズン、果汁、ジュース、ブドウの皮や搾りかすでも同様に中毒を起こしますので要注意です。
食後数時間で激しい下痢や嘔吐の症状があらわれ、深刻なケースでは数日で命を落とす可能性が。万が一、犬がブドウを口にしてしまった場合は、症状が出ていなくても速やかに動物病院へ連絡し、指示を仰いでください。
2.イチジク
秋に旬を迎える果物で、もうひとつ注意が必要なのがイチジクです。「不老不死の果実」と呼ばれるほど栄養豊富なため、愛犬に与えたくなりますが絶対にNGです。「フィシン」や「ソラレン」という成分が消化器官や皮膚に強い刺激を与え、中毒症状を引き起こします。
激しい嘔吐や下痢のほか、重い皮膚炎や火傷のようなただれといった症状があらわれる可能性も。ブドウと同様にドライフルーツやジャムなどの加工品もNGです。
そしてラテックスアレルギーがある犬は、いちじくにもアレルギーが出やすいとも言われており、重度のアナフィラキシーショックを引き起こすおそれもありますので十分に注意してください。
3.銀杏
銀杏は秋の味覚の代表的な食材。ホクホクとした食感がやみつきになりますが、犬には絶対与えてはいけない危険な食材です。銀杏には「メチルピリドキシン」という神経毒が含まれています。この成分がビタミンB6の働きを邪魔し、神経の働きに異常を起こします。
少量でも激しい下痢や嘔吐、ふらつきといった症状があらわれます。重症化すると痙攣やてんかん発作から、最悪の場合には命を落としてしまう可能性も。実だけではなく固い殻にも要注意。飲み込んでしまうと、のどや胃腸を傷つけるおそれがあります。
秋の散歩道には落ちた銀杏が転がっていることがあります。拾い食いをしないように十分に気を付けてください。
注意が必要な『秋の味覚』にも気を付けて!
ご紹介した秋の味覚3選は、犬の命にも関わる絶対に与えてはいけない食材です。ここからは、気を付けて与えたい秋の食材をお伝えします。旬の食材は栄養価が高く、素材の味が濃いためワンコにとってもおすすめ。与え方を知って愛犬におすそ分けしましょう。
- さんま、鮭
- 栗
- きのこ類
- さつまいも、かぼちゃ
魚は骨が喉や胃腸に刺さる危険や、生食によるアニサキス・ビタミンB1破壊のリスクがあります。そのため、犬に与えるときは必ず加熱をし、骨はすべて取り除いてください。
ホクホクと美味しい栗も秋の味覚のひとつ。固い皮や大きな粒のまま丸呑みすると喉に詰まったり腸閉塞を起こす危険性があるため、少量を少しずつ与えましょう。
きのこ類は消化不良を起こしやすいため、細かく刻んで加熱したものを与えてください。野生のきのこは有毒なものもあるため絶対にNGです。
自然な甘みが犬にも好まれるさつまいもやかぼちゃ。消化に悪い皮は必ずむいて、加熱したものを与えましょう。カロリーが高い食材のため、与えすぎには要注意です。
まとめ
秋はたくさんの食材が旬を迎え、食欲が増す時期ですよね。旬のものは栄養豊富なため愛犬にもおすそ分けしたいところ。与えてはいけない食材、与えるときに注意が必要な食材に気を付けて、愛犬と一緒に秋の味覚を楽しんでくださいね!
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