犬が苦痛に感じる『お手入れ』4選 嫌がってしまう理由やケアをスムーズに行なうコツまで
犬が苦痛に感じるお手入れとその理由
歯みがき
犬が苦手と感じるお手入れの代表格といえば歯みがきではないでしょうか。本来であれば犬は調味料で味付けされたものは食べませんし、硬い肉や骨をかじることで大量の唾液が分泌されるので、歯みがきをする必要はありません。ですが人間と暮らして加工食品を食べているペットにとっては歯みがきは欠かすことができないものになりました。
そもそも口先や口の中といった部位は触られるのに抵抗を感じる子がほとんどです。そのうえ口の中に異物を突っ込まれるのですから、犬が歯みがきを嫌がってしまうのは当然のことでしょう。
シャンプー
シャンプーが嫌いで、いつもお風呂場で大暴れしてしまうという子も少なくないですよね。自然界ではシャンプーという習慣がないからというのはもちろんですが、シャワーの大きな音やお風呂という音が反響する空間に恐怖を感じるせいもあります。
また被毛が濡れることそのものや、ドライヤーの風に不快感を覚えてしまう子も多いようです。人間には良い香りに感じるシャンプーの匂いも、犬にとっては自分の匂いを消されてしまうストレス要因となります。
爪切り
爪切りは歯みがきと同じく、犬が触れられることを苦手とする体の先端部位に触れざるをえないお手入れです。爪が切れたときの「パチン、パチン」という音や振動も恐怖感をあおります。
また爪切りは一歩間違うと愛犬に怪我をさせてしまう恐れがあるうえ、過去に切りすぎて流血させてしまった経験があったりすると、飼い主さんにとっても非常に緊張を伴う作業です。その飼い主さんの緊張感が愛犬にも伝わり、より緊張感が高まってしまう場合もあるので要注意ですよ。
耳掃除
犬の耳掃除は人間のように綿棒や耳かきで汚れをかき出すのではなく、洗浄液を耳の中に流し込んで汚れを浮かび上がらせて除去します。洗浄液を耳に注ぎ込まれると想像しただけで、犬が嫌がるのはわかる気がしますよね。ただでさえ耳は犬にとって繊細で敏感な部位ですから、この違和感は相当なものです。
お手入れをスムーズに行うコツ
小分けにして時短
犬が嫌がるからこそ、お手入れをまとめて一気に終わらせてしまおうという気持ちはわかります。ですがお手入れの時間が長くなればなるほど、犬のストレスゲージは上がっていきます。歯みがきであれば最初は前歯だけ、時間をおいて次は奥歯だけというように、小分けに行うことで1回1回のお手入れの時短を図りましょう。
ごほうびで気持ちを紛らわす
飼い主さんがお手入れだけに熱中していると、犬もお手入れに意識を集中してしまい、結果的にお手入れの嫌な感覚が増幅してしまいます。お手入れをしながらおやつを与える、2人で対応して1人はお手入れ係、1人は遊び係になるというように気持ちを紛らわせてあげながら進めましょう。
便利グッズを活用する
たとえばシャンプーを楽にしてくれるペット用シャワーヘッドやドライヤースタンド、ドライヤーボックスなど、今はお手入れの手間を軽減するためのグッズが市販されています。これらのグッズを上手に取り入れるのも、お手入れをスムーズに進める大きな手助けになりますよ。
まとめ
犬がどんなに嫌がっても、お手入れは欠かすことができません。嫌がってしまって自分ではどうしてもできないという場合、トリミングサロンや動物病院などのプロの手を頼るのも1つの方法です。無理をして愛犬との信頼関係を崩すよりは、外注してしまった方が愛犬のストレスも減り、お互いのためになる場合もありますよ。
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