犬がおしりを嗅ぎ合う心理3つ




犬同士がおしりを嗅ぎ合う姿はよく見かけますが、人間からすると少し奇妙に見えるこの行動に、「なぜ?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。



実は、犬にとっておしりを嗅ぎ合うのは重要な行動のひとつです。その代表的な3つの心理をご紹介します。


1.挨拶のため



犬たちにとって、おしりを嗅ぎ合う行動は、人間でいうところの挨拶と同じ意味を持ちます。初対面の犬同士がいきなりおしりを嗅ぎ合うのは、「こんにちは!」「よろしくね!」などと挨拶を交わすためです。



犬同士が視線を合わせると、敵対心や緊張感を生むことがあります。そのため、あえて視線を外して友好を伝える意味でも、おしりを嗅ぎ合う行動に出ているんです。



犬にも相性があるので、挨拶を交わせない犬とは無理に仲良くなる必要はありません。


2.相手の情報を知りたい




犬にとってニオイ=情報源であり、おしりは体の中でも情報が詰まった場所です。犬同士がおしりを嗅ぎ合うのは、「名刺交換」と同じような意味があります。



犬の肛門の左右にある「肛門嚢(こうもんのう)」から出るニオイで、相手の性別や年齢、健康状態、今の気分まで確認できるといわれています。「前に会ったことあるかな?」と、犬はニオイで判断できるというのだから驚きですよね。



嗅覚が優れた犬同士ならではの行動ともいえます。


3.興味があるから



尻尾を振ったり、グイグイと近づいたりしながらおしりのニオイを嗅ぐのは、目の前にいる犬に対して「どんな犬なの?」と強い興味を抱いているサインです。



若くて元気な犬や社交的な犬ほど、初対面の犬を見つけると熱心に嗅ぎに行く傾向があります。愛犬の好みを知るためのバロメーターとして活用してみてください。


飼い主が注意したいこと




おしりを嗅ぎ合うのは犬にとって大切な行動ですが、すべての犬がそれを歓迎するとは限りません。思わぬトラブルに発展しないために、飼い主さんが注意すべきポイントをご紹介します。


リードで距離をコントロールする



愛犬とほかの犬が接近し始めたら、飼い主さんがリードを短く持って適切な距離を保つようにしましょう。リードが長いままでは、どちらかの犬が急に飛びかかったときに制止できません。



とくに、散歩デビューから間もない犬や社会経験が少ない犬は、挨拶に慣れていないため、驚いて相手に飛びかかってしまうこともあります。経験が乏しいまま、いきなりドッグランでリードを放すのは危険なのでやめましょう。



また、挨拶中に2頭のリードが絡み合ってしまう可能性もあります。ニオイを嗅ぐのは数秒に留め、相手に負担をかけないように飼い主さんが引き離してあげるのも大切です。


相手のサインも観察する




愛犬が尻尾を振っていたとしても、相手の犬が挨拶を拒否するケースもあります。飼い主さんの後ろに隠れようとしていたり、尻尾が垂れ下がっていたりなど、嫌がっている仕草がないか、相手の犬の仕草にも目を配りましょう。



怖がりの犬や持病を持つ犬、シニア犬などに無理に近づくと、相手の飼い主さんにも不安や不快感を与えかねません。少しでも緊張した仕草が見られたら、「またね」と声をかけてその場を離れるのがマナーです。


まとめ




犬にとっておしりのニオイを嗅ぐ行為は、犬社会で生きていくための重要なコミュニケーションツールです。愛犬を観察し続けると、どのような犬に興味があるのか、逆に苦手なのはどんな犬なのかも判明していきます。



ただし、すべての犬に挨拶をする必要はなく、相手の犬や飼い主さんへの配慮も忘れないようにしましょう。



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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬が『おしりを嗅ぎ合う』心理3つ 主な理由やワンコ同士がみせる仕草の意味まで 」