1.「食べる?」

犬が最もよく反応する言葉として、まず考えられるのが食べ物に関わる言葉です。

具体的には「ご飯」「おやつ」といった言葉や「食べる?」といった呼びかけに反応する犬が多くいると思います。

愛犬をどれだけ呼んでも反応しないときでも「食べる?」というと、パッと飼い主さんの方を見るということもめずらしくありません。

もちろん、これらの言葉の意味も、犬は最初から知っているわけではありません。

しかし、毎日食事の時間に「ご飯だよ」「ご飯食べようか」と声をかけたり、「おやついる?」「おやつおいしいね」と話しかけたりすることで、自然と覚えていきます。

特に食べることが大好きな犬ほど、「その言葉の後にはいいことがある」と学習するため、あっという間によく反応するようになります。

よく反応するからといって、ご飯やおやつがないときに「食べる?」といってからかったりだましたりすると、徐々に反応しなくなることもあるため、過度に期待させるのはやめましょう。

2.「お散歩行こう♪」

ご飯やおやつと並んで、犬が大好きなものといえばお散歩ではないでしょうか?

そのため、食べ物に関する言葉と同じように、「お散歩」「お出かけ」「行く?」などの言葉に強い反応を示す犬もいます。

この言葉を聞いた途端、玄関に向かってダッシュしたり「早く早く!」と急かすように飼い主さんの後をついてまわったりすることもあります。

なかには、言葉ではなく飼い主さんの行動を先読みして、飼い主さんが身支度をしたりテレビを消したりすることを散歩と結び付けて覚えている犬もいるようです。

3.「いい子だね!」

飼い主さんのことが大好きな犬は、なでてもらったり遊んでもらったりすることを喜びます。

それだけでなく、飼い主さんにほめられたり笑顔を向けてもらったりするだけでも、うれしいと感じることがあるでしょう。

そのため、「いい子!」「可愛いね」「すごいね」など、自分がほめてもらえるとわかる言葉に対して、強い反応を示す犬が多くいます。

反対に、怒られそうだと感じたときは気配を消すように静かにしていたり、隠れたりする行動を取ることもあります。

4.「シャンプー/爪切りしよう」

嬉しいことや、楽しいことがあるとわかる言葉に犬は強く反応します。

言葉を聞くだけで飼い主さんに近づいてくることが多くあると思いますが、それとは逆に、シャンプーや爪切りをはじめ、犬が苦手としていることや嫌いなことを表す言葉を聞くと、さっと逃げて行ってしまうことがあります。

犬が苦手だとわかっていることをする必要があるときは、あえて言葉をかけずにさりげなく捕まえて時間をかけずに、さっと終わらせてあげてください。

また、苦手なことに対しては、少しずつ時間をかけて慣らしていくようにしましょう。

まとめ

この記事では、多くの犬が反応しやすいとされている言葉を紹介しました。

犬が言葉の意味を理解するのは、言葉を聞いた後に起こるできごとと結びつけて覚えていると考えられています。

そのため、自分にとっていいことがあると予想できる言葉に対しては、とてもよく反応する傾向があります。

反対に、すごく苦手なことや怖いことを連想させる言葉もよく覚えがちです。

愛犬に言葉を覚えさせたい場合は、それらを意識して上手にコミュニケーションを取っていきましょう。


■関連記事
犬を抱きしめるのはNG!飼い主にやめてほしい5つのこと
犬が飼い主にタッチしてくる時の5つの心理
『ほかの犬のパパ』に甘えまくった犬→ブチギレられた結果…あまりにも速い『降参の瞬間』が53万再生「秒すぎて草」「笑っちゃうw」と爆笑
あご乗せポーズをする赤ちゃん犬→約2年後…あまりにも愛おしい『現在の光景』に胸キュンが止まらない「かわいさマシマシ」「あざとい」と反響
疲れきって帰宅→家のドアを開けると、大型犬が…思わず泣けてしまう『愛に満ちたお出迎え』が53万再生「疲れも吹き飛ぶ可愛さ」「癒やし」
情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬が反応しがちな『言葉』4選 愛犬の心理からコミュニケーションのコツまでご紹介