犬と公園に行ったときの『絶対NG行為』6選 揉め事の原因となる危険行動とは?
犬と公園に行ったときの『絶対NG行為』6選
公園が大好きな犬は多いと思います。他のワンコとご挨拶したり、クン活にいそしんだりと、散歩コースに公園を入れているという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
公共の場である公園を利用する人の中には、犬が苦手な方や犬アレルギーの方もいるでしょう。みなが気持ちよく利用できるように、犬と公園に行ったときにしてはいけない『絶対NG行為』を解説します。
1.どこでも排泄をさせること
公園内どこでも排泄をさせて良いというわけではありません。ウンチに関しては持ち帰ることが原則であり、放置することは絶対にしてはいけません。
おしっこに関しても犬の尿は塩分が含まれているため、花や芝生にかかってしまうと枯れるスピードが早くなります。また、2021年に起こった三重県鈴鹿市で信号機の柱が倒壊した事故の原因は、犬の尿に含まれる成分であるという調査結果が出ています。
おしっこやウンチはお家でさせてから外出し、公園内での排泄はペットシートを受け皿にすることがベストでしょう。とはいえ、マーキング行為は本能ですし極端に制約させると犬のストレスにもなるため非常に難しい問題だといえます。
前提として公園は公共の場であるため、不衛生にならないよう、そして周囲の人が不快に思わないような配慮は常に求められます。
2.ノーリードにする
これも犬と公園を利用する際の絶対NG行為です。「周りに人がいないから」「うちの子はしつけをしているから」というのは正当な理由にはなりません。突然の大きな音など不測の事態にパニックに陥り、脱走したり制御不能となることも十分に考えられます。
『犬の放し飼い禁止』の看板を目にしたこともあるでしょう。一部のマナーのない飼い主によって、公園に犬の立ち入りを禁止する公園も増えています。
犬が怖い人や、アレルギーがある人への配慮がまったくされていませんよね。リードをつけることは「周囲の人を守る」とともに「犬自身を守る」ことにも繋がります。公園でのノーリードは絶対にやめてください。
3.ブラッシングをする
公園で犬のブラッシングをしている方を目にすることがありますが、これも絶対にしてはいけません。そもそも、公園の利用規約で禁止していることがほとんどですし、マナーの観点からもNGです。
そばにいる人の靴や洋服に毛がついてしまったり、身長の低い子どもは吸い込んでしまう可能性もあります。犬の抜け毛やフケはアレルゲンですので、動物にアレルギーを持つ方の症状を悪化させてしまう原因になる非常に危険な行為です。
4.砂場や花壇に犬を入れる
犬を砂場や花壇に入れることはやめましょう。砂場は小さな子どもが遊ぶための場所であり、犬を入れることは衛生面の観点からもよくありません。
花壇に犬が入ることにより花や茎が踏みつぶされてしまいますし、前述のように犬の尿は植物にとって害を及ぼします。また、犬が口に入れたり触れると有害な花もありますし、花壇の花は管理者が丁寧に育てているものです。中には入らず外からの鑑賞を楽しみましょう。
5.蛇口から水を飲ませる
公園には水飲み場が設置されていることが多いですが、犬に蛇口から直接水を飲ませることはNGです。犬の口が蛇口に触れることで、保有している細菌からの感染が考えられるからです。
たとえ蛇口に口が触れていなくても、犬と人が水飲み場を共有することに違和感を覚える人もいるかもしれません。犬用の水飲み容器などを使い飲ませてあげるようにしましょう。
6.周囲への配慮を怠る
ざっくりとした言葉になりますが、公園など公共の場を利用する際には「周囲への配慮」が求められます。犬飼いさんもそうではない方も気持ちよく楽しめるよう、以下のポイントは十分に気を付けましょう。
- 伸縮リードを伸ばしすぎる
- 子どもにリードを持たせる
- 吠え癖を放置する
伸縮リードを伸ばしすぎていると咄嗟の制御が難しく、他の犬や人に飛びかかってしまうかもしれません。小さな子どもにリードを持たせることがNGとは言いませんが、必ず大人が見守り何かあればすぐに対応できるようにしましょう。
吠え癖がある犬や人に飛びついてしまう犬も、犬が苦手な人からするとかなり怖いはず。公園は不特定多数が利用する場であることをしっかり認識することが大切です。
まとめ
少し強い言い方とはなりますが、一部のルールを守らない飼い主さんによって、犬の立ち入り禁止の公園が増えています。公園へ行くことが大好きなワンコの気持ちを思うと非常に心苦しく思います。
公共の場ではひとりひとりがきちんとマナーを守り、安全に楽しく利用するように心がけることが大切です。
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