『長年の経験を持つ』犬の飼い主が絶対にしないこと5つ 参考にすべきお世話の基本とは?
1.犬を優先しすぎる
愛犬のためにすべてを捧げる。一見すると、愛情たっぷりで素晴らしいことにも見えるこの姿勢も、過度になると逆効果です。
経験豊富な飼い主さんは、犬の生活を整えることを大切にしつつも「自分の生活とのバランス」を重視します。
犬に依存するような関係は、飼い主さんの生活の質を下げてしまうと同時に、犬の自立心を育むことを阻んだり、犬をワガママにしたりする原因にもなりかねません。
犬は飼い主さんが穏やかに過ごしていることに安心する動物です。愛犬のためにも、まずは自分自身の生活を大切にしましょう。
2.安易に人間の食べ物をあげる
犬にとって、人間の食べ物は魅力的に感じられます。しかし、長く犬と暮らしてきた飼い主さんは、健康を守るためにこの誘惑に負けません。
人間の食べ物には、犬には過剰な塩分や糖分、香辛料などが含まれており、犬の消化器官に負担をかけたり、長期的に健康を害する原因になります。とくに、チョコレートやネギ類など、命に関わる食材もあるため、徹底した管理が求められます。
日常的に人間の食べ物を与えていると、誤って危険な食べ物を口にしてしまう、盗み食いで危険なものを食べてしまうといったリスクも高くなるでしょう。
そのため、犬の健康を考えるベテランの飼い主さんほど、安易に人間の食べ物を与えないように注意していると言います。
3.過度に甘やかす
犬を家族の一員として可愛がることは大切ですが、すべての要求に応え続けるのは逆効果です。ベテランの飼い主さんほど、きっちりと線引きをしています。
たとえば、無駄吠えをやめさせずに放置したり、ワガママに応じたりすることは、犬の問題行動につながりやすくなります。要求が通らないと攻撃的な行動に出たり、吠え続けたりする原因になりかねません。
そうなると、飼い主さんだけでなく、犬もストレスを感じて辛い思いをすることになります。だからこそ、ベテランの飼い主さんは、我慢することもしっかりと教えるのですね。
4.決めたルールを曲げる
しつけや生活習慣の中で、決めたルールをその場の気分で変えることは、犬にとって大きな混乱を生みます。
たとえば「ソファに乗ってはいけない」と決めたのに、気分次第で許してしまうなどです。同じことをして叱られたり叱られなかったりすると犬は混乱し、ストレスを感じてしまいます。また犬に「一貫性のない飼い主」という印象を与え、信頼を損なう可能性もあります。
そのため、長年犬を飼っている人ほど、一度決めたことはきちんと守り、犬が安心して暮らせる環境を整えることを大切にするのです。
5.常に一緒にいる
犬が寂しがるからと、常に一緒にいることは、一見やさしさのように思えるだけで、実は逆効果。依存心を強め、留守番ができないなどの問題行動につながることがあるのです。
だからこそ、経験豊富な飼い主さんは、犬にも「ひとりの時間」を持たせることを大切にしています。適度な距離感を保つことは、犬の健全な自立を促し、ストレスの少ない生活を送る手助けとなります。
犬との良好な関係を築くためにも、意識的にひとりで過ごす時間をつくり、自立心を育てる工夫が必要です。
まとめ
犬を大切に思う気持ちが強いほど、つい過保護になったり、犬中心の生活に偏ったりしてしまうことがあるでしょう。
しかし、長年の経験を持つ飼い主さんは、犬との関係性を「育てる」ことの重要性を知っています。大切なのは、愛情を持って接しながらも、ルールと自立を教え、バランスの取れた暮らしを築くことです。
犬にとって理想的な生活とは、大好きな飼い主さんと一緒に安心して過ごせることです。そのためには「与える」だけでなく「しないこと」にも目を向ける必要があるでしょう。
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