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犬がこうした態度を示しているときは、必要以上に追い詰めないようにしましょう。
犬は病気や怪我が原因でシッポを下げることもあります。
シッポやお尻付近を痛めたことで、シッポを上げられなくなってしまうこともありますし、腹痛などの体調不良でシッポが下がってしまうことも考えられます。
あまり多く見られるトラブルではありませんが、水の中に長い時間入っていたあとや雪の中で遊んだあとなどに尻尾が上がらなくなる「コールドテール症候群」というものもあります。
筋肉の炎症が原因と考えられていて、基本的には自然に改善することが多いものですが、症状が数日間続く場合は獣医師に相談してみてください。
いつもよりもシッポが下がっていることが多いと感じたときは、全身の状態をチェックしつつ、食欲や排泄、睡眠の様子にも気を配り、おかしなところがないか確認しましょう。
シッポ以外にも異変を感じることがあれば、一度動物病院に行くことをおすすめします。
犬のシッポが下がっているときは、不安や恐怖などを感じていることが多いと考えられますが、必ずしもそうではありません。
シッポが下がっていても、体や表情にこわばった様子が見られない場合は、単純にリラックスしているだけ、ということも考えられます。
リラックスしていると体に余計な力が入らず、シッポもだらんとした様子で下がることがあるからです。
安心できる家の中を歩いているときなどは、このような様子が見られることも多いと思います。
犬のシッポには、様々な感情があらわれます。
シッポが下がっていると、どちらかというとネガティブな感情でいることが多いと考えられますが、必ずしもそうとは言い切れません。
シッポの様子とあわせて、全身の状態や表情もチェックして、愛犬の心理を想像してあげましょう。