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保護犬シェルター『anifare福岡』を卒業したワンコの動画がInstagramに投稿されました。とあるハンデを抱えたワンコの門出をご紹介します。
あいちゃんが幸せになるまでの物語
トイプードルの「あい」ちゃんはシェルターにやってきた当初から『声帯を失って声が出せない保護犬』でした。犬にとって吠えることは本能からくる自然な行動。吠えることで昔は群れの仲間と、現代では飼い主さんや他のワンコと意思疎通を行います。
大事な大事な『声帯』がない…
吠えたくても声が出ません
声帯がないあいちゃんは、吠えたくても声が出ません。ですから、仕草や瞳の動きで一生懸命伝えようとしていたといいます。あいちゃんの気持ちを思うと胸が苦しくなります…。
体を使ってアピールするしかありません
人懐っこいあいちゃん
そんな日々を過ごしていたあいちゃんに、待ち待った運命の出会いが…!とあるご夫婦からあいちゃんを迎え入れたいと申し出があったそう。
ついに運命の出会い!
安心しきったようにウトウト…
声帯がないことについて聞くと「人間のエゴで可哀想なあいちゃんを愛情たっぷりに家庭の中で育ててあげたい」と優しい笑顔で答えてくれたという奥様。あいちゃんはその間も奥様の腕の中でリラックスした様子。自分のご主人様になる人だと分かっているかのよう…!
素敵な里親様と巡り合い、第二の犬生をスタートさせたあいちゃん。「声は出なくてもちゃんと想いは伝わる」ということを教えてくれたのです。
第二の犬生スタートです!
里親さんに撫でられて嬉しそうです
今までは苦難ばかりだったかもしれません。しかしこれからは愛情をたっぷり受けて過ごしてくれるはず。ずっとの幸せを願わずにはいられませんね。
キラキラした笑顔♡ずっと幸せに!
ハンデを乗り越え幸せを掴んだあいちゃんの姿には「ホントに良かったです」「次の犬生を思いっきり楽しんでね」「優しいご夫婦でウルウルしました」といった感涙とエールの声が続々と届いています。
Instagramアカウント「anifare.fukuoka」には、シェルターで過ごす保護犬たちの様子を公開しています。スタッフさんたちが愛情深くワンコたちに接する動画もぜひご覧ください!
写真・動画提供:Instagramアカウント「anifare.fukuoka」さま
執筆:anrai0419
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております