犬がおもちゃをブンブン振り回す4つの理由とは どんな心理が隠れているの?注意すべき点まで
犬がおもちゃをブンブン振り回す4つの理由
犬がおもちゃを振り回す行動自体は珍しくはありません、ただ、適切な対応を取るには犬の心理を知るのが大切です。以下にまとめた、犬がおもちゃをブンブン振り回す4つの理由をチェックしていきましょう。
1.狩猟ごっこをしている
犬がおもちゃなどを口にくわえてを振り回す行動は、狩猟本能の名残から来るものだと言われています。おもちゃを獲物に見立てることで、狩猟本能が刺激されるのでしょう。
特段珍しいことではなく、やめさせるべき行動でもありません。遊びの一環として楽しむ犬も多いので、まずは様子を見守りましょう。
2.遊んでいるうちに興奮してしまった
犬がおもちゃをブンブン振り回すのは、興奮が高まっている状態を表しています。口におもちゃをくわえると同時に興奮するスイッチが入り、振り回してしまった可能性が高いです。
とくに若い犬や活発な犬に見られ、「ウー」と唸り声を上げるほど激しく興奮する犬もたくさんいます。
3.ストレス発散のため
犬にとって激しく物を振り回す行為は、ストレス発散につながります。とくに運動不足や欲求不満の犬はストレスが溜まりやすく、物を振り回したり破壊したりといった行動に走りやすいです。
おもちゃを振り回すだけでなく、トイレシーツや家具などをボロボロにする犬も少なくはありません。破壊行動を繰り返す場合は原因を追求し、適切な対応を取る必要があります。
4.注目してほしいから
おもちゃをブンブン振り回した愛犬を見て、声を上げて驚いたり笑ったりなどの反応をする飼い主さんは多いかと思います。そんな飼い主さんの反応を覚えた犬は、注目を集めるために振り回す行動を再度取るでしょう。
おもちゃを振り回しながら犬が見つめて来る場合は、「かまってほしい」「遊んでほしい」といった要求が含まれている可能性を考えてみてください。
犬がおもちゃを振り回す際の注意点
犬が激しくおもちゃを振り回す場合は、いくつか注意したい点があります。
周囲の安全確保
まずは、周囲に危険な対象物がないか見渡しましょう。室内であれば家具にぶつかったり、フローリング床で滑って転倒したりする危険があります。
屋外であれば、ほかの人や犬にぶつからないよう注意しなければなりません。リードを短く持ち直すなど、周囲に危害を与えないようにしましょう。
落ち着かせる
あまりにも興奮状態が続くとケガをしたり、勢い余って噛み付いたりといった危険が出てきます。攻撃的な状態に入る前に、おやつなどに気を逸らせてクールダウンさせるのもひとつの方法です。
愛犬が興奮状態に陥るパターンを覚え、興奮する前にクールダウンさせるのがコツです。スムーズに落ち着かせるために、日頃から「おすわり」「ふせ」などのトレーニングを繰り返し行いましょう。
安全なおもちゃを与える
犬の誤飲誤食を避けるために、安全性が高い丈夫な犬用おもちゃを与えるようにしましょう。とくにぬいぐるみなどは、中綿が口に入ると窒息のおそれがあり危険です。
クッションや家具など目についた物をかじる場合は、サークルなどを使って犬の行動範囲の制限を行います。安全で過ごせる場所を確保し、犬には安全なおもちゃのみを与えるのが大切です。
専門家への相談
頻繁におもちゃを振り回す行動が見られる場合は、一度犬の専門家に相談するのをおすすめします。ひとりで解決しようとせず、獣医師やドッグトレーナーなどに相談のうえ、適切な対応を取っていきましょう。
まとめ
犬がおもちゃを振り回すのはよくある行動のひとつですが、頻繁かつ激しく振り回すとケガの危険性が出てきます。安全確保を行うとともに、興奮しやすい状況を作らない工夫やトレーニングも重ねていきましょう。対応に悩む場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
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