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そのため、毎回誉めるべきタイミングで同じ褒め言葉を使うことで、「この言葉は褒めてもらえているんだ」と理解し、褒められたと実感しやすくなるでしょう。
褒めるときは、なるべく目を細めて口角を上げるなど、笑顔や柔らかい表情を意識してみてください。犬は人間の表情から感情を読み取る能力に長けているため、表情を意識することで感情が伝わりやすくなります。
また、いつもより少し高めの声のトーンを意識することも「褒められた」と実感を与えやすいポイントです。
しかし、あまりにも甲高い声やはしゃぎ過ぎてしまうと、ただ興奮させ過ぎてしまうだけなので程度に気をつけましょう。
毎回おやつを与えてしまうと「おやつをもらえることが当たり前」となってしまいます。そのため、時々おやつをご褒美として与えるようにしましょう。
毎回でなく時々ランダムでもらえることで、もらえた時の喜びが倍増します。「こんなに美味しいおやつをもらえるなら頑張ろう!」とモチベーションにもつながるので、いつもより頑張った時や難易度の高いトレーニングをこなした時などに使いましょう。
犬を褒める時は、以下の点に注意してください。間違った褒め方は、伝わらないだけでなく逆効果となる恐れもあります。
褒めるタイミングはとても重要です。全く関係のないタイミングで「そういえば、さっき……」と褒めても犬には伝わりません。
また、毎回おやつを与えていると、おやつがない時に指示に従わない、機嫌を損ねるなどの弊害が生まれる恐れもあります。そうならないためにも、おやつは時々ランダムで与えるようにしましょう。
いかがでしたか。犬のモチベーションを上げるためには、正しく伝わりやすい褒め方を意識することが大事です。
今回紹介した犬にモチベーションを上げる褒め方や注意点を参考に、愛犬が意欲的になるような褒め方を実践してみましょう。