犬が『寒さに耐えている』ときのサイン6選 寒さを感じさせないための予防策とは?
犬が「寒さに耐えている」ときに見せる6つのサイン
1.震えている
寒さを感じると、体が「ブルブル」と震えてしまうことがありますよね。犬も同じで、寒さを感じると震えることがあります。
ただし、犬は恐怖や緊張を感じているときにも震えることがあるので、何が原因で震えているのか状況を見て判断するようにしましょう。
2.丸くなっている
犬は寒さを和らげるために、体を丸めて眠ることがあります。私たちも寒さを感じると、体を丸めて縮こまって熱を逃さないようにしますよね。
体を丸めることで鼻先や内臓を冷やさないように、体の表面積を小さくしているのです。丸くなって寝ていることが増えているのであれば、室内の温度が低く寒さを感じているのかもしれません。
3.飼い主にくっつく
飼い主や同居犬にくっつく時間が増えているようであれば、私たちで暖をとっている可能性があります。生き物の体温は心地が良いだけでなく、大好きな飼い主のニオイに包まれることで安心しているのでしょう。
くっついてくる愛犬は可愛いですが、飼い主の側を離れなくなるくらい室温が低いのはよくありません。部屋の温度を見直して、愛犬が快適に過ごせるようにしてあげましょう。
4.ブランケットなど暖かいものにもぐる
ブランケットや毛布、ドームハウスなど暖かい場所から出てこないときは室温が低くて寒さを感じているのかもしれません。
寒いのが嫌でコタツや暖房器具の前から動かなくなる子もいるようです。ヒーターや電気毛布などを使用するときは、低温やけどにならないように温度設定に気を付けるようにしてください。
エアコンやサーキュレーターなどを上手く活用し、部屋が暖かくなるように調整するようにしましょう。
5.散歩を嫌がる
冬になると気温が下がるだけでなく、地面が冷たくなるので散歩を嫌がる犬もいます。寒いからといって散歩に行かなくなると、運動不足や肥満の原因にもなるので気を付けなければなりません。
犬用の洋服や靴を着用する、室内でも運動ができるようにするといった工夫をしてあげるようにしましょう。
6.水を飲まなくなる
気温が下がると、水を飲む量が減ってしまうことがあります。冬は水が冷たくなるので、飲むのを嫌がる子もいるようです。
犬の水分不足は尿路結石や膀胱炎などのリスクを高めてしまいます。水の温度を高めにする、ドライフードを水でふやかしたり、ウェットフードを与えるなど工夫して水分を摂らせるようにしましょう。
犬の寒さ対策はどうしたらいい?
犬が快適に冬を過ごせる温度は、23~26℃だと言われています。犬の体格や犬種によって適切な室温は異なるので、愛犬の様子を見ながら設定するようにしましょう。
エアコンを使用する場合は空気が乾燥するため、加湿器を使用して湿度を50~60%を保つようにすると病気の予防にもつながります。
エアコン以外にも、ペット用のヒートマットや湯たんぽ、ドーム型のハウスなどを活用することで体温を維持することができます。
暖房器具を使用するときは温度設定に注意し、直接肌に触れるものであればなるべくペット用の商品を使用するようにしましょう。
ただし、寒がるからといって室温をあげすぎてしまうと、脱水症状が出たり熱中症になったりすることがあるので気を付けなければなりません。
犬と人間では適切な室温が異なる場合もあるので、細かい温度調整ができるように工夫するようにしてくださいね。
まとめ
犬は寒さに強いというイメージもありますが、犬種によっては寒さに弱く病気になってしまう子もいます。
室内で過ごすときはもちろんですが、散歩で外に出た時も注意が必要です。温度差で体調を崩してしまわないように、しっかりと寒さ対策をして冬を乗り越えましょう。
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