犬のリード、伸縮タイプのものは避けるべき?その5つの理由や潜むリスクについて解説
犬の伸縮タイプのリードを避けるべき理由
1.人や犬の足元に絡まりやすい
犬の伸縮タイプのリードを避けるべき理由は、人や犬の足元に絡まりやすいということです。
絡まったリードによって、人や犬が転倒してしまう恐れがあります。子供や高齢者であれば、大怪我にも繋がる可能性もあります。
また、伸縮リードのリードは薄いものがほとんどです。そのため、愛犬の手足に絡まり締め付けられたら愛犬も大怪我をしてしまいます。
2.咄嗟に巻き上げることができない
犬の伸縮タイプのリードを避けるべき理由は、咄嗟に巻き上げることができないからです。
他人や他犬との接触を避けたいとき、犬が車道に飛び出しそうになったときなど、リードを咄嗟に巻き上げたいとき、間に合わないことがあります。
伸縮リードの長さは、3m~8mがほとんどのようですが、8mも伸びたリードを巻き上げるとなると、かなりの時間がかかりますよね。
咄嗟に対応しなければならないからと、手繰り寄せようとしても、より時間がかかってしまうでしょう。
ちなみに、一般的なお散歩用のリードの長さは、120cm~150cmです。
3.勝手にロックが解除されてしまうことがある
犬の伸縮タイプのリードを避けるべき理由は、勝手にロックが解除されてしまうことがあるからです。
横断歩道で信号待ちをしているときなど、ロックをかけ、リードが伸びてしまわないようにするかと思います。
もしも勝手にロックが解除されてしまったらどうでしょう。車道に飛び出した犬が交通事故に遭ってしまうかもしれません。
勝手にロックが解除されてしまう原因は、人や犬がリードを強く引っ張ったこと、ロック部分の劣化です。購入したばかりの伸縮リードにも勝手にロックが解除されてしまう事故が起きているようです。
4.リードがちぎれやすい
犬の伸縮タイプのリードを避けるべき理由は、リードが縮れやすいからです。
リードが細いものや薄いものがほとんどである伸縮リードは、強い力が加わるとちぎれやすいです。劣化も原因のひとつでしょう。
愛犬に呼び戻しのしつけをしていますか?リードがちぎれて走り出してしまったとき、呼び戻しができなくては、迷子・行方不明・交通事故・誘拐などに遭ってしまうことがあります。
待てや止まれでもよいので、万が一のとき、確実に飼い主の指示に従って、飼い主の元に戻ること、その場で止まって待つことができるようにしておきましょう。
5.他人にはリードが見えていない
犬の伸縮タイプのリードを避けるべき理由は、他人にはリードが見えていないことがあるからです。
伸縮リード特有のリードの細さや薄さが原因です。
愛犬と飼い主との距離が3m~8mも離れていたらどうでしょう。その間を歩行者・自転車・バイク、車も通ろうとするのではないでしょうか。
歩行者・自転車・バイクであれば、他人を転倒させてしまうことがあるかもしれません。車であれば、急激な強い力でリードが引っ張られるなどし、愛犬や飼い主が怪我を負う可能性が高いでしょう。
まとめ
犬の伸縮タイプのリードを避けるべき理由を5つ解説しました。
- 人や犬の足元に絡まりやすい
- 咄嗟に巻き上げることができない
- 勝手にロックが解除されてしまうことがある
- リードがちぎれやすい
- 他人にはリードが見えていない
筆者は30年犬と暮らしていますが、伸縮リードを使用したことは一度もありません。心配性なもので、想像するだけで恐ろしいからです。
ただ、便利だなと思う点もあります。
ノーリードにすることはできないけれど、犬の散歩が許可された公園や広場を利用するとき、他に利用者がいない時間だけでも、3m~8mもある伸縮リードなら自由に遊ばせてあげられるなということなどです。
伸縮リードを購入されるときは、実際の利用者のレビューを参考にしつつ、愛犬の散歩スタイルに合っているかどうか、よく考えてから購入するようにしましょう。
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