犬を苦しませてしまう爪切りのやり方

1.大きな声を上げながら切る

犬を苦しませてしまう爪切りのやり方として、大きな声を上げながら切ることが挙げられます。

犬が嫌がったり暴れたりするとき、大きな声を上げると、おとなしくなることがあります。そのことを利用し、爪切りを嫌がる愛犬に向かって大きな声を上げながら切ることがあるようです。

しかし、その方法では、犬を驚かせて一時的におとなしくさせているだけになってしまいます。爪切りが苦手であることに変わりはないのです。

ずっと、おとなしくしていてくれるわけでもありません。暴れて怪我をさせてしまう恐れがあるため、やめましょう。

2.犬の体を押さえ付けて切る

犬の体を押さえ付けて切るのは、犬を苦しませてしまう爪切りのやり方です。

ひとりが犬の体を押さえ付け、もうひとりが爪切りをするという方法なのですが、爪以外の部分にも怪我を負わせてしまう恐れが非常に高いです。

ただただ恐怖心を与えるだけになってしまうので、絶対にやめましょう。

体を押さえ付けられたことによって、抱っこまで嫌がるようになってしまうことがあります。飼い主や家族を怖がり、避けるようになってしまうことがあります。

動物病院で診察や検査、治療を受けるとき、動かないようにおさえることがあります。

これは保定と呼び、動物を力任せに押さえ付けるのではなく、獣医師や動物看護師が安全に処置をおこなうために抱くなど負担が無いようにしています。自宅で力任せに体を押さえ付けて爪切りをするのはやめましょう。

3.ハンモックに犬を吊るして切る

ハンモックに犬を吊るして爪切りをするのは、犬を苦しませてしまう可能性があります。

“犬用ハンモック”や“グルーミングハンモック”として人気なのですが、基本的には、爪切りなどのケアをするときに便利なアイテムです。

飼い主にとっても、犬にとっても、安全に使用することができるアイテムです。

しかし、嫌がって犬が暴れると、落下させてしまう恐れがあります。ハンモックを吊るす場所によっては、不安定で、土台ごと転倒する恐れがあります。

ハンモックには、犬の手足を通さなければなりません。その時点で嫌がるようであれば、使用は控えた方がよいでしょう。

リラックスしながら爪切りをする方法

犬にも定期的な爪切りが必須です。爪が伸びると、爪の中を通っている血管と神経も伸びます。

血管と神経も一緒に伸びてしまった爪を短くしたい場合、全てを一緒に切る必要があります。犬に痛みや苦しみを与えてしまうでしょう。

そのようなことがないよう、正しい方法で爪切りをしてあげる必要があります。

犬の爪切りの頻度

基本的には月1回程度です。お散歩をしているとき、室内を歩いているとき、爪がカチカチと大きな音を立てるときは、爪切りをしてあげた方がよいタイミングです。

1本ずつ切る

犬が爪切りを嫌がるときは、1本ずつ切ります。

朝1本、夕方1本、寝る前に1本と、1日の間にタイミングを見つめて切っていく方法もあります。1日1本だけでも切ることができたら褒めてあげましょう。おやつを与えてもOKです。

まずは爪切りに慣れてもらうことが大切です。

飼い主が身構えないこと

飼い主が身構えると、犬は不安や緊張や恐怖を感じます。愛犬にリラックスして爪切りをさせてもらいたいのであれば、まずは飼い主がリラックスしましょう。

まとめ

犬を苦しませてしまう爪切りのやり方3つ解説しました。

  • 大きな声を上げながら切る
  • 犬の体を押さえ付けて切る
  • ハンモックに犬を吊るして切る

自宅で爪切りができると、飼い主も楽ですし、愛犬への負担も少ないです。しかし、どうしても爪切りを嫌がるのであれば、トリミングサロンや動物病院にお願いした方が安全でしょう。

トリミングサロンに爪切りだけで予約することが難しい場合には、かかりつけの動物病院にお願いするのがおすすめです。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬を苦しませてしまう『爪切りのやり方』3つ 暴れて怪我する恐れも?愛犬にリラックスしてもらう方法とは