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愛犬がそばにいるときは、口元を抑えるなどの配慮をしてあげましょう。
大きな声と同様に、大きな音に対しても犬は非常に驚いてしまいます。
ドアを開け閉めするときの「バタン!」という音や、床やテーブルに硬いもの・重いものを置くときの音、傘やビニールなどを広げる「バサッ!」という音は、犬が驚きやすい音です。
物を落としたときの衝撃音などは、わざと出しているわけではないため仕方ありませんが、気をつけられるところは配慮してあげましょう。
犬は飼い主さんとのスキンシップが好きで、喜ぶことが多いと思います。
しかし、犬が寝ているときやご飯を食べているときなど、触られることを意識していないときに突然触られると犬はとても驚いてしまいます。
あまりにもびっくりして、走って逃げてしまったり、触られた手に噛みついてしまったりする可能性もあるので十分注意しましょう。特に、犬の背後から突然触るのはNGです。
犬を触ったり抱き上げたりするときは、軽く声をかけたり、犬の視界に入ったりして、飼い主さんの存在を意識させてからにしてください。
犬は予測できない急な動きが苦手で、そばでそうした動きがあると「何が起こるの!?」ととても驚いてしまいます。
小さな子どもを苦手に感じる犬が多いのは、子どもの動きが早く、予測がつかないためだと考えられています。
そのため、犬の近くにいるときに急に「バッ!」と立ち上がったり、物陰から飛び出して目の前に行ったりといった行動は控えるようにしてください。
そうした行動が近くであると、犬は自分の身を守るために咄嗟に攻撃行動に出てしまうこともあるので、十分注意しましょう。
飼い主さんは普通に生活をしているつもりでも、愛犬がちょっとしたことに驚いてしまうことはあると思います。
ただし、よほどのことでなければ、犬も次第に慣れていくでしょう。
しかし、あまりにも驚くことが多すぎるとストレスの原因になることがあるので、配慮できる部分はして、愛犬が安心して過ごせるようにしてあげましょう。
また、愛犬のびっくりする様子を面白がったり、わざと驚かせたりしていると、信頼関係が崩れてしまいます。
「この人の近くでは安心して休めない」と思われて不信感を持たれたり、そばにいてくれなくなったりすることもあります。
犬は飼い主のちょっとした行動や楽しませようと思ってしたことで、驚いたり不安を感じたりしてしまうことがあります。
日常生活のなかでびっくりするようなことが多いと、安心して休めずにストレスを抱えてしまうことも考えられます。
過度に気を使いすぎる必要はありませんが、愛犬が苦手な音や接し方がわかっている場合は少し気をつけてあげるようにしましょう。