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種子島にて犬猫の保護活動をされているという投稿主さん。そんな投稿主さんに保護されたという『スパンク』くんは、10年もの間、苔の生えた暗く湿った倉庫の中で繋がれていたといいます。長い間孤独な辛い生活をしていたのかと思うと、胸がしめつけられる思いです。
ある日、高齢の飼い主さんに猫の相談をされたことがきっかけで、初めてスパンクくんに出会ったそう。犬を元々の飼い主さんから預けられたというこの方は、身体が不自由になりお世話ができなくなっていたんだとか。
スパンクくんを保護するまでには、一筋縄にはいかなかったといいます。最終的に高齢の飼い主さんからは、犬のことも連れていってほしいとお願いされたとのこと。ですが、預けていた元々の飼い主さんが「帰った時にいないのは寂しいから」という理由で反対したんだそう。
少し揉めたものの、身内の方の説得などもあり無事に保護されたスパンクくん。保護されてからは投稿主さんのお家で半年ほど一緒に暮らしていたといいます。里親募集をしていたものの、年齢やフィラリア症のこともあり、なかなか譲渡先が決まらなかったんだとか。
とても可愛くて優しく、人懐っこいというスパンクくん。こんなに可愛いのに…と悩んでいたところ、ボランティアで訪れていたご夫婦から里親になりたいと連絡がきたといいます。投稿主さんは「このお家なら間違いない」と思い、譲渡を決めたそう。
譲渡先で待っていたのは、心優しいお父さんと、犬を飼っていた経験もあるという愛情深いお母さん。優しい子供たちやおじいちゃんにも歓迎され、幸せな生活を手に入れたのでした。新しく『もふ』くんという名前をもらい、新たな犬生を歩み始めたいま…この暖かく幸せな時間が末永く続くことを願うばかりです。
この投稿には「本当に本当に良かったです…!!ずっとずっと幸せでいてね!!」「これから沢山楽しい事が待っているよ♡」「涙が止まらない。幸せになって良かった。」「スパンクはこんなにも可愛いのに、飼い主の良し悪しで幸不幸が決まる事が良く分かりますね」「優しい心のファミリーのみなさん感謝です♡」「優しい里親様が見つかって本当に良かった」など、多くのコメントが寄せられています。
Instagramアカウント『tanegashima.animal.rescue』には、種子島での犬猫の保護活動の様子が色々と投稿されています。保護される状況下にある犬猫の姿や、保護された後の変化など、気になる方は是非チェックしてみて下さい。
写真・動画提供:Instagramアカウント「tanegashima.animal.rescue」さま
執筆:りほ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。