1.犬の要求を何でも聞いてあげる

犬は飼い主に対してしてほしいことがあると、仕草や行動などで要求をしてきます。その行動は私たちから見ると可愛らしいものであることが多く、つい甘やかしてしたくなってしまいますよね。

しかし、犬の要求に全て応えてしまうと、飼い主に対して「言えば何でも言うことを聞いてくれる」と学習させてしまいます。

そうするとわがままな性格になってしまい、時間や場所を問わず要求を通そうとする問題行動に発展してしまうことも。

特にご飯やおやつを欲しがるままに与えるようなことをしてしまうと、肥満になり病気や怪我のリスクを高めてしまうことにも繋がります。

「可愛がる」ことと「甘やかす」ことの違いをしっかりと考え、しつけをしていくようにしましょう。

2.色々な場所に連れて行ってあげる

色々な景色や場所を体験させてあげたい、と愛犬と共に出かける飼い主さんも多いと思います。

しかし、あまりに頻繁に出かけていると犬にとってストレスになってしまうことも。犬にも個体差があるので、誰とでも仲良くなれる子もいれば、知らない人や犬に怯えてしまう子もいます。

また、ショッピングモールやイベント会場のような人が多く音も大きい場所は、犬にとって大きな負担になる可能性があるので注意が必要です。

他にも、出かけるときに乗る車や電車が苦手な犬もいます。犬も人間のように乗り物酔いをしてしまうことがあるので、長旅に連れて行くときはしっかりとした準備をする必要があります。

出かけた先で愛犬が楽しめるのかどうか、きちんと考えてからお出かけするようにしてくださいね。

3.手作りのご飯を食べさせてあげる

愛犬のために手作りのご飯を与えたい、と考える飼い主さんもいるのではないでしょうか。

しっかりと栄養を考え、安全な食べ物を食べさせてあげることは犬にとって悪いことではありません。

しかし、手作りで必要な栄養素のそろった食事を毎食用意するのはとても難しく、保存もできないので飼い主にとってかなりの負担になります。

また、手作り食に慣れてしまうとドッグフードを食べなくなることもあり、災害が起きるなどの、いざという時にご飯が食べられないという可能性もあるので注意が必要です。

アレルギーがある場合やご飯の飽きを防ぐなどの目的がある以外は、ドッグフードをメインに食べさせることをおすすめします。

4.イタズラを叱らない

愛犬がイタズラをしたときに叱らないと、外で他の人や犬に対して問題行動を起こすことがあります。

やっていいことと悪いことを教えてあげるのも、飼い主の役割のひとつです。基本的なマナーを身に付けなければ、ペットホテルやドッグランなどの施設に入れないこともあります。

きちんとしつけをすることは、私たち飼い主のためだけでなく愛犬のためにもなることです。叱るのはかわいそうだと思う人もいるかもしれませんが、大切なのは「叱り方」です。

決して体罰を与えるようなしつけではなく、根気よく愛犬と向き合って教えていくようにしましょう。

どうしても問題行動が治らない場合は、プロに相談するのも方法のひとつです。

5.散歩中に抱っこやカートを使っている

散歩が大好きなイメージのある犬ですが、中には歩くのが苦手な子や、同じ道ばかりで飽きてしまう子もいます。

老犬で足腰が弱い・怪我や病気などで歩ける距離が短い、といった場合は別ですが、そうではない場合は気を付けなければなりません。

犬の散歩には運動不足解消以外にも、「探索活動」や「社会活動」の意味も込められています。外の世界を歩くことで、さまざまな欲求を満たすことができるのです。

臆病な性格の犬であれば、車や他の犬を怖がって散歩に行きたがらない子もいます。なるべく静かな道や時間帯を選ぶなど工夫して散歩が怖くないことを教えてあげましょう。

少しずつ歩く距離を伸ばしていけるように、根気よく練習していきましょう。

まとめ

愛犬を大切に想う気持ちはとても大切ですが、間違った行動を取ることで愛犬を不幸にしてしまう可能性もあるので注意が必要です。

愛犬の性格や犬の習性を知り、きちんとしたしつけをすることを心がけましょう。

マナーを教えることで、私たち飼い主だけでなく愛犬のストレスも減らすことができますよ。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 愛犬の不幸を招く『飼い主の優しい行動』5選 良かれと思ってやっていることが悪影響を与えていることも