『優しい犬種』5選　温厚と言われている理由やそれぞれの性格・特徴までご紹介

一般的に『優しい犬種』とは

皆さんは優しい犬種と聞いて、どのような犬種を思い浮かべますか。一般的に優しい犬とは、社交的で性格が穏やか、他の犬や子どもとも仲良く遊んだり触れ合ったりできる犬を指すことが多いです。

また、愛情深く、家族に寄り添うような行動を見せる犬種も「優しい」と言われることが多くあります。

攻撃性が低く、穏やかにのんびりと過ごし、時にはアクティブに一緒に行動してくれる犬種は、小さなお子様がいるご家庭でも馴染みやすい犬種と言えるでしょう。

一般的に「優しい」「温厚」と言われる犬種には、どのような犬種が該当するのでしょうか。ここでは、それぞれの性格や特徴までを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

優しく社交的な犬種といえば、ゴールデンレトリバーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実際に明るく社交的で遊ぶことが大好きな活発なゴールデンレトリバーは、優しい犬種として世界中で愛されています。

お子様がいるご家庭で一緒に育っていくケースも多く、理解能力も高いため、正しくしつけすることで問題行動を起こさず落ち着いた態度で接することができる犬に育つでしょう。

ただし、甘えんぼうで寂しがり屋な性格の犬が多いため、なるべく多く家族との時間を設けてあげる必要があります。

ラブラドールレトリバーは、温厚で人の感情に寄り添うことが得意な犬種として有名です。そのため、犬の中でも特に「優しい犬種」として人気の高い犬種でもあります。

エネルギッシュな一面も持ち合わせているため、しっかりしつけやトレーニングを行うことは必要ですが、しつけが完了したラブラドールレトリバーは優しく落ち着いた性格の犬に育つことが多いです。

とても穏やかな性格の犬が多く、子どもから大人まで、また他の犬に対しても友好的な態度をとるキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル（通称キャバリア）も優しい犬種に該当します。

警戒心も薄くのんびりとした性格の犬種なので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して飼うことができる犬種として人気です。人懐っこい性格なので、飼い主以外の人にも初対面で懐いてしまう犬も多くいます。

穏やかでフレンドリーな性格の犬が多いシーズーも「優しい犬が多い」と評価されることが多い犬種です。また、しつけのしやすさからも初心者が飼いやすい犬種といわれることもあります。

基本的には穏やかでのんびりとした雰囲気を漂わせていますが、遊ぶことも大好きで活発な一面を持つところもシーズーの魅力です。家族のことをよく観察しており、感情の起伏にも敏感に反応する愛情深さを持ち合わせています。

強面の見た目が一時期大人気となったフレンチブルドッグは、その見た目とは裏腹に、とてものんびりとしたマイペースな性格の犬種です。しかし、優しく家族に対する愛情がとても深いので、優しい犬種として現在も人気が高い傾向にあります。

また、ちょっぴり愉快な行動を見せることの多い犬種です。他の犬種が見せないような可愛らしい仕草や行動に引き込まれる飼い主や家族が多く、「一度フレンチブルドッグを飼ってしまったら、他の犬種に目移りできない」という声が上がるほどの魅力を持っています。

食欲旺盛な犬種でもあるので、肥満体型にならないよう、おやつ投げすぎは食事管理には十分注意してください。

いかがでしたか。優しい犬種といわれる犬たちでも、1匹ずつ個性は豊かです。必ずしも優しい性格だとは限りませんが、新たに家族に犬を迎えたいと考えている方は、ぜひこうした犬種ごとの特性も参考にしてみてください。

情報提供元：わんちゃんホンポ