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2.睡眠第1段階:うとうとしている状態
3.睡眠第2段階:浅い眠り
4.睡眠第3段階:深い眠り
5.睡眠第4段階:さらに深い眠り
6.レム睡眠:眠りは深いが脳は活発に活動している状態
7.覚醒:2〜6を数回繰り返したのちに目を覚ます
6のレム睡眠は、身体は弛緩して休んでいますが脳は比較的活発に働いている状態で、人はこのときによく夢を見ていることがわかっています。このとき、人も犬も眼球が急速にキョロキョロと動きます。この眼球運動(Rapid Eye Movement)から、「レム睡眠」と名付けられました。
2〜5までは「ノンレム睡眠」と言い、脳は休んでいますが身体は緊張した状態です。そのため、この段階のいずれかで目を覚ました場合、身体は比較的すぐに反応します。ただし4と6は眠りが深く、外的刺激ではなかなか目覚めにくいことがわかっています。
人は2〜6を90分程度のサイクルで数回繰り返し、一度に6〜8時間ほどの継続した睡眠をとります。しかし、犬の2〜6のサイクルは30〜40分程度で、長くても2時間程度で目を覚まします。
一方、犬の睡眠では、この短い睡眠を一日に数回繰り返し、トータル12〜18時間ほど眠ることがわかっています。
今回は、犬が寝ぼけている時にみせるかわいい行動について解説しました。
愛犬は何をしていてもかわいいものです。何かの拍子で深いノンレム睡眠から目覚めてしまい、状況を把握できずに寝ぼけたような行動をしてしまう愛犬を見ると、愛しさが倍増するという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
愛犬の寝ぼけている様子は、たまに見られる程度であれば心配ありません。しかし、あまり頻繁に寝ぼけるような場合は、体調不良や睡眠不足、睡眠リズムの乱れなどを抱えているかもしれません。心配な場合は、かかりつけの動物病院で相談してみると良いでしょう。