犬が飼い主をずっと見つめる心理3つ アイコンタクトをとるべき?目を離さない理由まで
️犬が飼い主をずっと見つめる心理
愛犬にずっと見つめられた経験はありませんか。犬と暮らしていると、時々ふと気付くと愛犬にじーっと見つめられていた…ということがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、犬が飼い主をずっと見つめる心理について解説します。じっと見つめてくる理由や対応方法を知っておくと、よりコミュニケーションがスムーズにいくかもしれません。
1.飼い主のことが大好きだから
犬が飼い主を見つめる理由は、ズバリ「飼い主のことが好きだから」。飼い主さんのことが気になって仕方がないから、一挙手一投足を見逃したくないのです。
また、目を離したら(飼い主がどこかに行ってしまうのでは…)という思いから、その動向をしっかり把握して、置いていかれないようにしたいという思いがある場合もあります。飼い主への愛ゆえの熱視線なのです。
2.要求したいことがあるから
愛犬のウルウルの目に見つめられると、その可愛さについつい何かしてあげたくなってしまいませんか。
実はそれこそが、犬が飼い主を見つめる理由。人間の言葉を喋れない犬は「ごはん、おやつがほしい」「お散歩に行きたい」などの要求を飼い主さんを見つめることで伝えようとしているのです。
3.警戒しているから
犬がじっと見つめてくるのは愛があるから…と冒頭でご紹介しましたが、実は真逆の意味の場合もあるので要注意です。
飼い主のことを信頼していないがために(あいつから目を離したら何をされるかわからない)と警戒して見張っている場合があるのです。
野生においては、相手の目を見つめることは相手をロックオンすること、つまり獲物や敵とみなす意味があります。この場合、「好きだから」と勘違いしてしまうと大変なことになる可能性がありますので気をつけましょう。
️犬が飼い主をずっと見つめる時に飼い主がすべき対応
では、愛犬の熱視線に気づいたらどうすればいいのでしょうか?
ここからは、犬が飼い主をずっと見つめる時に飼い主がすべき対応について確認しておきましょう。
愛ある視線には愛を返して
アイコンタクトはしつけの初期に徹底すべきものであり、飼い主と愛犬の信頼関係を築くうえでの基本となるものです。
もし愛犬から愛情深い視線で見つめられていることに気づいたら、同じように愛情を込めて見つめ返しましょう。スキンシップや優しい声かけを加えると、更に効果抜群です。
ちなみに、愛犬と見つめ合うと双方の体内で幸せホルモンが分泌されることは、科学的にも証明されています。たくさん見つめ合って絆を深め、幸せを分かち合いましょう。
要求には安易に応えない
愛犬の視線に何らかの期待が含まれていると感じても、安易に要求に応えるのはやめましょう。
一度要求を通してしまうと、犬は(こうすれば自分の思う通りにしてくれる♪)と誤って学習してしまい、要求行動がエスカレートする恐れがあるからです。
警戒されているときは目を逸らす
逆に、犬が警戒しているようすを感じたら、見つめ返すのはやめましょう。
野生では目を見つめることは敵をロックオンすることだと解説しましたが、相手の目を見つめ返すことはその敵意に応じるという意思表示になりかねません。
好意を向けられていると勘違いして目を見つめたまま近づいたりすると、最悪は咬傷事故などに発展してしまう恐れもあります。
️まとめ
今回は、犬が飼い主をずっと見つめる心理について解説しました。
「目は口ほどに物を言う」と言いますが、口で物を言えない犬にとっては、目は口以上にたくさんの意思を伝えています。
愛犬からの熱い視線に気づいたら、愛犬が何を伝えようとしているのか、どんな気持ちが込められているのか考えてみましょう。
それを正しく理解することで、愛犬との絆もいっそう深まり、意思疎通の幅も広がるはずですよ。
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